「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。
こんにちは!
「中学受験の試験日当日って忘れ物しがちだわ」
「当日は寒いかもしれないし、寒さ対策は必要よね」
「親は教室までついていけないし。大丈夫かな?」
出願してからは、受験校の「試験日当日の注意」を読んで持たせるものを塾に聞いて用意はするけれど、我が家の経験では「こうしておいて助かった」経験はあります。
志望校の見学会や入試説明会とは違い、受験当日に必要なものは十分注意は必要です。
【説明会での持ち物などについて】
→【中学受験】入試説明会の親子の服装と持ち物を経験談から一挙紹介!
中学受験は小学生の子供さんしか入校できない学校はあります。
もし、子供さんが座席で「あれがない!」と気づいた時は相当パニックを起こします。
季節がら寒さ対策をしていても、行き帰りで困ることもしばしば。
この記事では、基本として用意しておくものや「これがあってよかった」ものや気を付けることを紹介します。
学校から持参OKのものは絶対忘れない、なくさない。
受験での基本中の基本ですけれど、持参するものは指定されていてます。
それなのに、緊張や不安から当日に「忘れた!」と気づくケースは多いです。
もしくは、子供さんのみ入校で座席で紛失に気づく場合もあります。
不測の事態に備えて、子供さんひとりでも対応できるようにしておけるように注意は必要です。
持ち物メインで紹介しているけれど、服装については温かい私服でよく、制服やフォーマルな服装でなくて構いません。
これは絶対必要!当日の出発までチェックは必要
受験票に「持参するもの」と親切に印刷されている場合はあります。
それでも必ず荷物をまとめるときには、ひとつずつチェックして入れていきましょう。
- 受験票
- 鉛筆(シャープペンシルを許可する学校あり)
- 消しゴム
- 上履き(学校で使用のもの可)
- 下靴入れ
受験票は特になくすといけないので、クリアファイルに入れるご家庭はあるでしょう。
写真はA4サイズ版で封印できるようにはなっていません。
封印できるタイプのものも売られているけれど、取り出す時に受験票を落とす子は多いです。
そして、実際の受験票は短冊サイズで、コンサートチケットとほぼ一緒のサイズです。
クリアファイル以外に入れるものがなければ、コンサートチケットホルダーを使うのもひとつの方法です。
すでに「受験票はチケットホルダーに入れてください」としている学校はあります。ですから、必ず入試での注意を読んでおきましょう。
受験票は合格手続きにも使うのでなくさないように。
持参OKのものは必ず予備を!注意点も忘れずに
まず忘れてはいけない受験票。
子供さんに本票とは別に予備の受験票を渡しておきましょう。
受験票の取り出しで、気づけば「なくしたー!」という子はいます。
受験校によっては、なにか本人確認ができるものがあれば、仮の受験票を発行するケースはあります。
しかし、受験票紛失をすれば受験はできません。
ホルダーにいれていたものをなくしてもダメ。
困る前に、予備の受験票はファイルに入れて持たせておきましょう。
カンニング防止のために、外すようにと事前に受験要綱にでている場合は、
必ず指示に従ってください。
コンパスや定規、鉛筆削りは?
学校が出題する問題で、まれにコンパスや定規を使う問題はあります。
ところが、ほとんどの学校では「使わない」問題ばかりです。
なぜなら、算数で図形を子供達に書かせる問題はないから。
一応持っていくのはいいけれど、試験官の先生から指示を受けてからにしましょう。
鉛筆削りも出しておいていいかは、学校ごとの判断ですから、削りたい場合は休憩時間に削るように子供さんに伝えておくとよいです。
場合によっては必要なもの。お弁当!
受験科目が4教科もしくは3教科の場合は、お昼ご飯は必要になるでしょう。
もちろん、日を分けて受験日を設定する学校はあります。
ところが、ほとんどの学校は1日で済ませます。
受験校へ行く道すがらに、コンビニでお弁当を買うのもいいでしょう。
しかし、子供さんにとっては不安な気持ちでいっぱい。
それなら、家から手作り弁当を持参してはどうでしょうか?
子供さんの好きなものを入れてあげると、喜ぶことまちがいなし。
受験シーズンは寒いので、スープジャーに汁物を入れてあげるのもいいです。
すでに塾弁でもっている方は、ぜひ活用してあげてください。
関西圏の中学受験で多発した。気をつけたい「持っていけないもの」
関西圏で行われた2024年度入学予定者の受験で、SNS上で
と親御さんの悲鳴が出たものがあります。
それは、キッズ携帯とウェアラブル端末(スマートウォッチなど)でした。
入試要項にも書かれていたかもしれませんが、外部とのやり取りもできるので資格試験などでも禁止されている持ち物です。
待ち合わせのためにキッズ携帯を持たせてしまった親御さんもいます。
高校入試などでもかなり携帯電話類には厳しいので、事前の持ち物チェックで携帯類は親御さんが持っているようにしましょう。
お母さんも入校できる場合は?用意しておいた方がよいもの
私の子供の受験校は、親の入校は認められて、控室を大きめの教室を2室用意してくださいました。
子供の受験票もしくは親用控えを持っていれば、入校させていただけるので利用できるのなら待たせてもらうのはよいでしょう。
入試要項に親の入校について書いているとは思います。子供の受験票に親用の入校証がついている場合はそちらを使いましょう。ない場合は、受験票を出力する時に親用のを用意です。
音楽を聞いて気を紛らわせる!携帯とイヤホンは必須!
スマホに自分の好きな音楽を入れて、イヤホンで少しボリュームをあげて聞いていました。
少しでも周りの声を消すため、気になる話を聞かないためには必須アイテムです。
今はSpotifyやApple musicと音楽配信はありますし、スマホ本体に音楽を入れておくのもひとつの手です。
イヤホンは今はBluetoothタイプは主流ですし、自分の気に入ったものを持っていくといいでしょう。
視線を紛らわすために!本を1冊でも持参
気になる音を遮断できたと思えば、今度は視線も気になるでしょう。
何かジロジロと見られているような感覚はありました。
ライバルの母親なのですから、どんな家庭のお母さんかは見るかもしれません。
気にしないように、私は本を何冊か持っていきました。
分厚い本でもいいのですけれども、重いでしょうから数冊持っていくといいです。
さすがに女性週刊誌やマンガを持っていくのは、品位を疑われるので持ち込むのは控えましょう。
中学受験本番で役に立つこと。事前の雪対策と帰れなくなった時の手段を確保
中学受験はちょうど大学受験と重なることや「雪の降らないところでも降る」時期です。
雪に慣れない地域だと、行き帰りに雪のために遅刻や自宅に帰れないことは出てきます。
子供の受験時に、ちょうど帰りに降雪注意報が出ると事前に知り「帰りをどうするか?」と考えました。
学校ごとで対応してくれる場合はあるけれど、まず対応はないと思っておいてください。
では、自分達で対応できること、子供の受験時にやって役に立ったことを紹介します。
必ず受験当日2〜3日前から天気予報はチェック
我が子の受検時は受験当日から寒波が強く、受験日当日は「雪」と予報は出ていました。
移動時間に片道1時間は必要でしたし、よく事故で止まる路線を使わなければいけない学校でした。
すぐに違う路線で移動できるか、どこか前泊できるかを探しました。
2〜3日前の予報で「午後からうっすら降雪かも」と変わったから、移動手段は初めから考えていた路線を使おうとしました。
ただ、帰りに雪で帰れないか子供が疲れて帰れないかもと、どこか泊まれるところはないかは探しました。
今は、アプリでホテル探しと予約ができるようになったので、「楽天トラベル」や「トリバゴ」を使うのは便利です。
私達の場合は、実家の母から「その学校の近くに叔父さんの家あるわよ」と教えてくれて、試験終了後は子供は疲れ切っていたので、叔父さん宅に止めていただきました。
学校によっては最寄駅間の送迎バスを出してくれる場合あり
公共のバスを利用しなければいけない学校の場合、受験者の多い学校は一般の人に迷惑をかけないように対策はします。
特に雪かもしれない日では、最寄駅間で送迎バスを出してくれる場合はあります。
ただし、気をつけなければならないのは、午前と午後で別の学校を受験する場合です。
送迎バスを出す時間を決めているので、時間外となると利用できませんから、送迎バス対応については事前確認はしましょう。
まとめとして。十分な準備と余裕ある行動で受験校へ!
中学受験の時期は、雪や雨が多いし寒さの厳しい時期にあたります。
教室は暖房は入れてくれていますが、入校するまでは外で待機です。
塾によっては、集合時間を決めて激励会を行うところはあります。
塾で担当した生徒の様子を気にして、激励会で緊張させないようにと配慮してくださるケースもあります。
学校によっては、集まる広場がなかったり大勢の声でご近所迷惑になるので、塾の激励会を禁止している学校はあります。
本番は親子でドキドキする1日になるけれど、忘れ物に気をつけて、余裕を持たせて会場にいきましょう。
そして、帰りは疲れ切っているはず。
翌日受験する学校ありでも、受験したその日は早めに休むようにしてあげてください。