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中学受験で母親が子供に算数を教えてはいけない。3つの理由あり

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「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。

 

こんにちは。

 

わたし
わたし
どうも!はじめまして!

 

11月中旬から12月へと移る時期になると、受験をする小6生は苦手な単元の復習や受験校の過去問の見直し、もしくは地方校の出張受験をする子はいるでしょう。

 

小5生の子は、授業進行が早い塾なら学校で習う6年間の授業を終えて、中学受験独自の問題を習っているところでしょうか?

 

女性の口コミ
女性の口コミ
もう難しくて子供に教えられないわ
女性の口コミ
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なんでそういう理屈かわからない

と、お母さんの間で「中学受験独自の算数」に悲鳴をあげている声を毎年聞きます。

 

びっくりしている女性

私はというと、子供が小5の時に算数だけがかなり成績が悪く先生から

塾の先生
塾の先生
個別指導コースですし算数だけコマ数を増やしたい

と相談を受けました。

 

授業数を増やすことで、算数の苦手な単元をしっかり叩き込みたい考えでした。

 

色々と相談して2コマだけ増やして、様子を見て基本授業数に戻して行きました。

 

中にはご家庭で中学受験の勉強を教えて合格している子供さんはいます。

 

それはほんのわずかで、ほとんどのご家庭で何らかの科目で子供さんの成績で悩み、親が教えても上がらないか上がりにくいです。

 

かえって子供さんにストレスを与えてしまう「親が中学受験の勉強を教えること」は大丈夫でしょうか?

 

特に算数で「わからないーーー!」と困るご家庭が多いので、算数に焦点をあわせた対応について紹介します。

教えてはいけない3つの理由。中学受験の算数は大人の考え方で解く問題にしていない

 

子供が問題を解いているところ

中学受験に関する本は多数出ていますよね?

どの本を見ても

「中学受験の算数は大人の考えではダメ!小学生の知識で解く!」

という文章ばかりです。

 

ほとんどの受験校は「中学受験の問題は、小学校で学んだ知識で解かなければいけない」と子供たちの基礎と応用学力を試すために難問をふっかけてきます。

 

大人が中学で習う一次方程式を使えばできるけれど、子供たちの「小学生なりのとんち力と柔軟な頭の回転」を見たいので、大人の考え方では解けないという「しばり」を作っているのです。

子供さんがすでに数学を知っていて、方程式など理解している場合は正答であれば問題視しない学校はまれにあります。
もし、お母さんが子供さんの数学力を知っていて不安な場合は、塾もしくは受験校に事前に相談してください。

自力で中学受験の問題をしっかり解かせることが目的

中学受験では、中学〜高1程度までの問題を公立小学校6年間の知識でもって解くような問題が出題されます。

 

わたし
わたし
超難関中になると高3レベルも出すよ

 

入学したい学校のレベルと現時点の学力レベルに差がある場合、どうすればいいでしょうか?

悩む夫婦

たとえ、ご両親のいずれか(もしくは両方とも)中学受験をした経験があり、教える自身があったとしても問題レベルがアップしています。

 

中学受験独自の「特殊算」にしても、2〜3年経過するとさらに解くコツが難解化しています。

「特殊算」というのは少しとんちが必要な計算問題で、学校によって重要視する学校はあります。

有名なのは「つるかめ算」「旅人算」ですが、実際に動物や人間を使わずに別のもので出題し、後で「つるかめ算だった!」と気づくことが最近は多いです。

 

親が知っていても中学受験での出題問題は進化している

受験生の親御さんでどちらかが中学受験を経験している(もしくは2人とも受験経験あり)のご家庭だと、結構子供さんの問題集を甘くみる傾向があります。

 

あるお父さん
あるお父さん
昔やったよ!理系だもん!

 

と現在理系がらみの仕事をしていても、子供さんの算数のテキスト・問題集を見て「一次方程式使っちゃダメ?図形なんてわからない」と悲鳴をあげてしまいます。

 

わたし
わたし
私の夫もチャレンジしたけどダメだったわ

 

うちのパパ
うちのパパ
数学を使っちゃダメてのはきついよ

 

中堅レベルの学校で、プレテストが行われる学校の一部では「自校の手の内」をバラす学校はあります。

子供達に説明する学校の先生

手の内をばらされても、ご両親が高校・大学で成績優秀者でも「中学受験の算数」は難解で、まれに塾の先生でも悲鳴ものさえあります。

プレテストとは、説明会前後に小6生対象に試験のお試し版を解ける機会です。
プレテストでの得点は受験時には反映されませんが、塾ではその際持ち帰れる問題集を生徒からもらい、入試傾向を分析します。

 

子供さんが受けた時の問題は、数年後にはもっと難しくなっている可能性は高く、どんなに理系脳のお母さんでも小学生レベルの知識での指導は手も足もでません。

中学受験では数学は基本使えないが例外事例はあり

中学受験の算数問題は、計算問題はもちろん文章問題の出題はあります。

 

確率や角度に関する問題は出題されますが、親御さんが一番悩むのが「特殊算」です。

 

つるかめ算のイメージ

 

「つるかめ算」が一番親御さんが解くのに、敷居が低い特殊算かと思います。

つるは足が2本、かめは足が4本。
でも頭はひとつ。
この決まりごとからつるとかめが何匹いるのかが「つるかめ算」の基本問題です。
応用として「つるとかめ」を使わずに、食べ物などに切り替えるのが本試験です。


 

 

私自身、この本を読んで勉強をしました。

 

しかし、子供の受験向け算数を教えることは難しく、夫が「一次方程式がなぜ使えないの?!」と悲鳴をあげるのは理解できました。

 

基本、数学での「一次方程式」などは中学受験では使ってはいけません。

 

ところが、小さい時から算数・数学が大好きで小6の時点で中学・数学ができる子はいます。

授業中に注意する先生

そして、超難関中学を受験予定の子に、少しばかり中学・数学を教える塾は存在しています。

 

試験では小学校・算数ですが、超難関中学で出す問題は「数学の知識で正答かを確認する方がよい」レベルなのです。

 

一部の学校では、中学・数学を知っていて数式を書いてもよい場合は「正答なら不合格にしない」としています。

<参考記事>
東京受験.jp-「中学受験算数に数学はどれだけ使える?」 

小5時点で算数が苦手の場合は塾に相談して指導を任せてもOK

 

共働き夫婦

小6になっても算数が克服できない場合は、他の受験科目で底上げをするという方法はあります。

 

しかし、小5時点で「この子は算数が苦手で得点源アップの為になんとかしたい」という場合は、まだ受験まで1年間の猶予はあります。

 

親御さんは「自分たちで何とかできないか?」と奔走しますが、それは危険です。

 

年々受験生は増えていますし、問題は段階的に難しくなっています。

 

そこで、成績が伸びにくい子供を上げるノウハウを知っている先生に相談して、指導を思い切って一任してみてはいかがでしょうか?

先生に相談するお母さん

親ではできないことを先生はやってのけるけれど、完全一任もよくないのタッグチームを組む体制でいってみましょう。

塾一任がいい子。ちょうど反抗期スタートの場合は親の話は聞かない

小学校高学年から遅い子で大学生に反抗期へと入って行きます。

 

親の話を聞くのを嫌がる娘

 

「大人としての精神的な成長」には欠かせないのですが、親はもちろんひどければ祖父母や兄弟姉妹にまで反抗します。

 

中学受験は、塾で注意されることも多いしやることはたくさんあります。

 

塾仲間との成績競走もあります。

 

心は休みたいのに休めない。

休みたいのに休めない子供

子供さんの心の中は、いろんな圧迫感で疲れているので、親が何か言おうものなら「静かにして欲しい」となります。

 

親に中学受験を押し付けられたと思っている子もいるので、成績低下に親が口出しをするのは大変難しいのです。

 

そこで、塾の先生に事情を伝えて指導を一任し、塾での勉強の様子の報告や家でできることのアドバイスを受けるのが親子関係の崩壊や受験不可能の事態を防ぐことができます。

塾と相談して子供に合わせたメソッドや時間を作ってもらう

この件については、塾側が気がついていて提案があるかもしれません。

 

わたし
わたし
これほんと。先生からの提案もあるよ

 

先生から提案される場合もあるのですが、大手塾でクラス制だと教科担当の先生から話しにくいか親御さんからの相談待ちをしている場合があります。

 

どうしても、算数の成績をあげたくても家庭での声掛けや指導ができない場合は、塾に相談してみましょう。

 

クラス制では、個人対応は難しいかもしれません。

塾の先生

しかし、親御さんや子供さんの熱意から、その子に合わせた指導や特別に指導時間を設ける塾や先生はいます。

 

できないと断られる可能性は非常に高いです。

 

しかし、

担当の先生
担当の先生
この熱意を何とかしたい!

とできるうる限りの指導に力を注いでくれます。

 

追加料金など請求されますが、ご家庭で出せる金額での指導をお願いしましょう。

個人的にお願いするので、塾側としては規約外となりますから追加授業料を請求するはずです。
しかし、あまりにも高額な金額で請求される場合は「ここまでなら出せる」としっかり伝えてください。
そうしなければ、どんどん高額請求が続いて合格後の生活に影響が出てしまいます。

我が子は小5の時に本当に算数で苦労しました

 

困ってしまう私達夫婦

我が子が中学受験準備で塾に入ったのは小4。

 

入塾時に集団授業では先生を困らせるほど、よく泣いてしまうので個別指導(2対1)へ移行しました。

 

個別指導へ移動してから、各担当の先生方の細やかな指導で成績が伸び始めて、志望校を決め始めていました。

忙しく走るお母さん

 

ところが、小5になって校舎の校長と算数担当の先生から相談の呼び出しが来ました。

先生からの話で真っ青。私が勉強してから算数を教えてみる

先生からお昼間に呼び出しを受けて、お二人から子供の算数の成績についての話が出ました。

 

お話の内容としては、

  • 小4から指導していて順調に伸びてきた算数の成績が上がらない
  • 計算問題を解くスピードが遅い
  • 特殊算の基礎ができないのにいきなり応用はできる
  • 角度に関する問題が苦手
  • 苦手単元の克服と成績アップをしたい
  • その為に個別指導なので算数のみコマ数を増やしたい

という話でした。

 

伸び悩みが出るのは当然かと思ったのですが、お話の内容から子供の算数がかなり重症で早めに対応しなければ中学受験が難しいと。

 

イライラが止まらない

 

一旦、先生への返事や具体的な対応のお願いは保留してもらい、自分が教えられるかどうかを試すことにしました。

教えてみたけれど特殊算と角度の問題で泣かれる

私が実際に購入した本

私が教えられるか不安でしたが、中学・高校は数学が得意だからと中学受験の算数解説本を購入して一読しました。

 

そして、子供が学校から帰ってきて塾へ行く時間前か塾がない夕方に「算数の自宅勉強タイム」を作って、塾の教科書や問題集の問題を一緒にしました。

 

間違えたところは「何がわからないのか?」を聞きながら、解説していたのですけれども

 

わからない!先生の方がわかりやすい!ママ嫌い!

と泣いて教科書類をなぎ倒して、最後は机に突っ伏して泣き崩れてしまいました。

 

娘の苦手なのはやはり特殊算と角度。

 

計算問題はもしかすると鍛え方次第でアップするような感じはしました。

 

母親では限界だと感じ、思い切って塾に相談してみようかなと考え始めました。

最終は塾の先生。母の私は進捗状況を聞いて先生の指示に従う

その後、子供は私の顔を見ると逃げるようになり、しばらく口をきかなくなりました。

 

私をする我が子

 

塾の先生に相談した方がいいと夫も話してくれたので、算数の苦手単元強化を塾に一任すると塾に連絡をしました。

 

算数以外の科目の日に先生達と話し合いの時間を作り、コマ数やどういう時間割にするかなどを話し合って決めました。

 

  • 親は算数に関しては一切指導に口を出さない
  • 計算問題強化は毎朝の5分ドリルをしてもらう
  • コマ数については私達が負担できる範囲で2コマ増やす
  • 算数のみ連続での授業を行う日を設定する

 

塾側は本当は4コマ増やしたかったそうですが、私達が出せる塾代を考慮してくださり苦手単元だけでなくバランスよく伸ばすプログラムを組み立ててくださいました。

 

その後、小6になって応用問題も間違えながらも解ける力がつき、特に入学を希望していた学校の問題にも対応できるようになりました。

 

朝の5分間ドリルは大変だったようですが、塾からの注意事項である「親は一切やるようにうながしたり怒ったりはしないで」を守り、合格切符を手にいれるまで頑張りました。

まとめとして

成績アップとは

中学受験は、高校受験や大学受験と違う「特殊な世界での受験」と言われています。

 

子供が小学生でまだ先に勉強する内容を、小学生で習う知識でもって解かなければいけないからです。

 

一部の数学まで極めている小学生の子供さんはいますが、大半は数学まで到達していない世界です。

 

「算数は特殊だ」といって母親でなく、父親が張り切ってしまうこともあり親子関係に問題が出るケースさえあります。

 

中受の父のアイキャッチ
【中学受験】父親は母親と子供のさりげなくサポート役が適度ですこんにちは。 ペン姉さん(@penpenwaker231)です。 中学受験は、小6生の受験が終わり小学校を卒業しても、新しい...

 

高校受験ではまだ親子での話し合いで解決できる部分はあります。

 

しかし、精神的成長中の小学生である子供さんに親が指導するのは、とても厳しいものはあります。

疲れ切った子供

もし「もうしんどい、どうすればいいの?」と中学受験の算数で悩んでいるお母さんは、自分で抱えこまずに塾にすぐ相談しましょう。

相談することで、塾もお母さんがどれだけ悩んでいるかを把握できて、子供さんへのフォローがやりやすくなります。

相談して嫌がる先生は、まずはいませんので安心して相談してみましょう。

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ABOUT ME
ペン姉さん
大阪生まれ・大阪育ちの主婦。 2017年に子供を中学受験させました。 習字と囲碁とフルート演奏を趣味にしています。 Amazonアソシエイトプログラムに参加中。