「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。
こんにちは。
このサイトは、今(2023年)から10年前に筆者の子供の中学受験記録からスタートしました。
今では、中学受験合格を目指す子供さんをもつ保護者が、合格までの記録ブログとして運営しているサイトを多数見かけるようになりました。
ブログのネタ次第ではバズって、ネットニュースや検索サイトのトピックスに掲載されることだってあります。
サイトやSNSで同じ年度の受験仲間を見つけて情報共有する方は多いです。
近くにいる塾でのママ友ではなく、遠くに住む同じ境遇の保護者さんと、ネットで仲間を作って情報交換するのです。
ネットを利用した情報交換は自由ですし、やってみてもいいでしょう。
中学受験は親子で多くのプレッシャーを受けやすいし、各家庭の教育方針などが違います。
精神的に辛い時期などにネットでの付き合いは、かなり負担がかかり、こじれ方はかなり複雑化します。
ブログやSNSでの炎上から、関係のない見ず知らずの人も入って、困り果てている人さえいます。

中学受験関連のネット上のトラブルや争いごとに巻き込まれずに、安全に中学受験関連の交流を活用するには、どうすればいいでしょう。
実際にあった話などをもとに紹介していきます。
中学受験は神経質になりがちな世界。攻撃や炎上につながらないマイルールを作る

教育のことは、ご家庭ごとで考え方は違うのは当然の話です。
「中学受験」は親御さんそれぞれの考え方はあり、すべての人が中学受験をするかといえば、全員受験するわけではありませんよね?
公立中学に進んだ後に私立高や公立高かを選ぶわけですし、大学だってさまざまな入試ルートがあるのですから、子供さんの進路はひとつだけではないのです。
ネット界は現実世界では見えない「様々な考え方の人」がいるので、自分の考え方と完全一致する人に出会うのは少ないです。

ブログやSNSを始める前に、いざトラブル発生の時のことや、攻撃的なことを受けた時に対する「自分はどうすればいいか」のルール作りは必要です。
記事やツイート内容で、簡単に炎上・嫌がらせは始まるので、すぐ公開にせずに内容を確認してから「公開する」しましょう。
勢いで記事投稿やSNSへの書き込みをするのではなく、マイルールに基づいて、投稿前に「これでいいか」と冷静に読んでから投稿するといいでしょう。

もし、攻撃的なことをうけてもすぐに反論せずに、冷静になって対応方法を決めるのも大切です。
我が子の中学受験記録をネットへ流すなら気をつけたい3点

実は筆者自身、このサイトを「はてなブログ」で開いて、ワードプレス版に移行して続けています。
解説して1ヶ月後に記事を読んだ人物から「事実なのか?うそだろ?削除しろ」とメールが何回も届きました。

はてなブログは運営事務局があったので、一度ダメもとで相談し、筆者の件は対応方法も間に入ってくださいました。
なにもより、SNSで第3者に困っていることを書いて議論をしたのを相手にみられて、あることないことを書かれて本当に裁判になりかけたことでした。
無料サイトは運営に相談してもいいのですが、相談してからSNSで困っていることを公表すると、炎上を深める原因になります。
運営に相談もしくは内容次第で弁護士に相談した場合は、決してSNSで法的措置に出ていることは公表せず、解決まではSNSなどは覗かないのが重要です。
この後、解決まで1ヶ月はかかりましたが、攻撃した本人が訴訟とせずに姿を消しました。
この1ヶ月間、筆者はもちろん家族を不安にさせてしまい、申し訳ないばかりでした。
ネット上のことで自分が怖い目にあわない「大切なこと3点」を紹介します。
ネット上での仲間は完全に信用しない。リアルな友達が大切

リアルで「同じ中学受験で不安になっている人と繋がりたい」と思う人は結構多く、ネットで仲良くなってからリアルで出会うケースは多いです。
ただ、ネット上で仲良くなった人でも、中学受験にかける親の気持ちは揺らぎやすく、わずかなことで信頼感は消えやすいです。
かなりお互いの信頼感ができているというのは、
- リアルで出会っていてお互いのプライバシーを尊重している
- 受験校が同じでもお互いのことを干渉しない
- 中学受験に対してポジティブに慣れる情報を共有できる
ではないのでしょうか?

今はオンラインで遠くに住む同じ「中学受験合格」を考える人と話し合える時代です。
しかし、画面越しの友人関係を完璧に信じていいのでしょうか?
都合の悪いことや本音を隠していることはありますし、本当に同じ年度に受験する子供の親かもはっきりわかりません。
オンラインでの交流は、同じメンバーで何回か繰り返して行い、「この人なら大丈夫」と確信が持てるまでは本音で話をするのは控えた方が安全でしょう。
あからさまに受験校を書かない、特定されないようにする

中学受験は早い子で小1から通う子供さんはいます。
本格的な中学受験向け授業を始めるのは、新小3年生になる前の2〜3学期。
学校のレベルは変わることはありますし、昔からある学校の分家の新設校さえあります。
ネット界には、新設の学校に対して好意的に考える人がいれば「信用できないから入れたくない」と考える親はいます。
新設校の情報は少ないので、親切心から説明会で得た情報を個人で発信する方はいるけれど、
と嫌がり、友好関係をやめて攻撃に回ることはあります。
新設校でなくても有名校をあげて「うちの子はここを受験する」と書くと、
と嫉妬のあまりに攻撃する人も現れます。
子供さんの成績で伸び悩みや成績向上がないと焦るのは親。
学校名などから読者さんから嫉妬心を生み出さないために、あからさまに受験校やぼやかしてもバレる記述はさけましょう。
写真掲載には十分気をつけること

ブログやSNSで、塾弁や成績表の一部、送迎の様子を載せている方は要注意!
対面授業が復活し始めてからの受験間近シーズンになると、びっくりするような写真掲載を見ることがあります。
私がブログやSNSで見かけたケースとしては、
- 塾弁(授業や講習会で途中で食べるお弁当)に名前が写っていた
- 送迎の様子で塾名と車のナンバープレートが入っていた
- 子供さんの受験票(顔写真や名前、受験校を隠していない)
- 合格通知書(学校名を隠していない)
- 合格発表当日と入学式の写真(校舎で学校がばれてしまいます)
が代表例です。
通塾時や、入学後の子供さんの身の安全を考えると、ご家族まで危ない目にあう率があがります。

入学式の写真掲載は、狙っていた学校が全て落ちて、どうしても私立中学への憧れを捨てきれない保護者さんの目に入った時に攻撃対象になりやすいです。
全落ちしても吹っ切れて高校受験に向けて考えを改める方はいます。
たまに親密な関係だったご家庭の様子を見て、諦めていた心に火をつけるケースはあります。
個人情報が特定されやすい写真の撮影には十分気をつけてくださいね。
もちろん掲載先なども十分配慮するようにした方がよいですよ。
この頃、名前などを塗りつぶすして隠すアプリが登場していますが、あるアプリを利用した技術で隠している部分を消す技術があります。
名前など個人情報を隠すには、スタンプやモザイクをかけられるアプリ(代表的なのはLINEカメラ)で隠すとよいです。
炎上したり、誹謗中傷がひどくなってきた場合は?

ご自身が書いたことで、ブログやSNSが大炎上した時や誹謗中傷については、反論は絶対しないでスルーしてください。
反論することで、ご自分の意見を覆されたり、言った言わないの世界になってしまいます。

実名が出たりあまりにもひどい誹謗中傷は、然るべき対応が必要となるので、ネット関連に強い弁護士に依頼をお願いしましょう。
ネット関連の対応に強い弁護士は日弁連サイトでも検索できます。
ネットはネット。ネットで中学受験を語る時のルール作りは大切

最近はごく普通の一般の方が、ネットで情報発信ができるようになりました。
筆者のようにはてなブログやアメバブログを使い、さらにサーバーを借りてワードプレスでブログ運営をする方もいます。

相手があってのトラブルは、自分が気をつけなければいけませんが、中学受験が終わってからもブログ運営をするなら、ワードプレスを使ったサイト運営は有効です。
反対に、中学受験の記録や有益な情報発信、SNSでの友人作りのはずが精神的につらくなるのは避けたいものです。
今やネットは仮想世界のはずなのに、現実の世界との境界線が消え始めているように感じます。
中学受験を無事に乗り切りたい親御さんにとって、ブログやSNSで発信したり仲間を作るのはいいことです。
ただし子供がとても多感で大きく成長する時期にかかる「中学受験」で、親同士が友好的に協力できるのが理想なのですが、できないのが現実です。
お互い嫌な思いをしないためにも、親本人でネット上でのルールを作り、親同士の考え方を尊重しながら、中学受験を乗り越えるのが大切です。

炎上したり、大きな揉め事に発展して、完全に消えるまでには長くて1年かかることがあります。
ご家族を不安にさせないよう、情報発信には気をつけてくださいね。
ちなみに、このブログは最初ははてなブログで「受験記録」として始まってから、その後ワードプレスでの運用に切り替えました。
サーバーを借りて、自分がサイト運用者になるとは思いませんでした。
色々とデザインがあり、自分でカスタマイズできるのはいいのですが、サーバーを借りるのはどこがいいか迷って、評判から決めたのが「Xサーバー」でした。
物理的な攻撃にも対応はよく、自分ではどうしようもないトラブルにも対応がよいです。

もし、長期的に中学受験についてブログを続けるならワードプレスでの運用を強くお勧めします。
自分でサイトデザインはできますが、自分で作り込むかテーマを購入する必要があります。
Xサーバーでは、無料テーマで有名な「cocoon」を始め有料テーマの「SWEEL」 を特別価格で提供しています。
ドメインも1つのみ無料提供があります。
詳細は上のバナーをクリックして、ご覧ください。