「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。
こんにちは。
この記事を書いている10月は、ぼちぼちと志望校の入試説明会が始まっていて、願書の配布が始まっている頃と思います。
ちょうど10月から12月にかけて、急激に成績が落ちて、塾の先生からも心配がられた時期があります。
子供さんによっては、成績がおちる原因は異なります。
成績が落ちたり中学受験に対してモチベーションをなくした時は、塾の先生だけでは難しいことがあります。
ここで親が大きな力の見せどころ。
親御さんが、子供さんと落ち込んでいる時期を乗り越えると中学受験以降の勉学で、子供さんはもちろん親御さんも大きな成長につながります。
では、ほんの一例ですが、親の役割とどのようなサポートが必要なのかを紹介します。
一番大切!受験のサポートとモチベーション維持の協力

中学受験において、子供が困難な瞬間や挫折を経験することは避けられません。
親はそのときに子供を励まし、志を高める助けになります。
ポジティブなフィードバックや成功体験を共有し、子供の自信を高めましょう。
悩んでいる時は話せるような環境を用意してしっかり話を聞いてあげる

子供は何か悩んでいる時は、なかなか口に出して離さないことが多々あります。
塾の先生からも成績の浮き沈みについて連絡がくる場合があります。
最近は、共働き家庭での中学受験も多いので、コミュニケーションが少ない親子関係も多く、子供さんが
と成績のことだけを親が責めると、子供さんは心が悲鳴をあげるケースはあります。
少し元気がないなど子供さんを見ていて、違和感を感じた時は、すぐに子供さんとゆっくり話すことが大事です。
子供さんの声を聞いて、決して否定はしないように気をつけましょう。
子供さんの声で気付かされることはたくさんある
実際にゆっくり話を聞いてみて、子供さんが「こういうことで悩んでいた」「塾の先生からの一言で悩んでいた」など、親が気がついていなかったことを話してくれます。
親が意外と気づいていなかった点は多く、「塾でそのようなことがあったのか」「そういうことで悩んでいたのか」とわかります。
塾内での深刻な悩みは、即塾の先生に話して、子供さんの居心地がまた勉強に向けて頑張れるうように協力していただきましょう。

家庭内のことであれば、家族で話し合いをして、どういうサポートが必要かなどを子供さんと一緒に話しましょう。
10月ぐらいになると、少し勉強面でなかだるみが出やすい時期(運動会や遠足・修学旅行など)で、子供さんが「中学受験、このまま続けられるのかな?」と思う時期。
親御さん自身も、中学受験準備で忙しくなりますが、子供さんの気持ちに寄り添ってあげましょう。
学習環境や体調管理を整える

家庭での学習環境を整えることは非常に重要です。
小学生ですでに自分のひとりの部屋を持っている子供さんはいるかもしれません。
しかし、兄弟姉妹がいる家では、共同部屋になっているのではないでしょうか?
同時に秋から冬へ変わる時期は、体調管理が難しい時期で、風邪やインフルエンザなどで塾を休んでしまうと、勉強の遅れに焦る気持ちが出やすいです。
兄弟姉妹がいる家庭では受験終了までは、勉強専門部屋を作ってあげる
成績ダウンやモチベーション低下の中で、
リビング学習とは数年前に「子供の勉強の様子が見れる」などと人気があった学習方法です。
さすがに中学受験に向けた勉強では、親でさえ解けない問題を子供が解いていくので、リビングで親が教えることはまずできないです。

むしろ、静かな環境を用意してあげて、子供さんが勉強に集中できるようにしてあげるべきです。
一時的になりますが、勉強の時間だけ受験する子供さんの部屋を確保してあげましょう。
秋から冬が大変!中学受験への体調面の管理!

秋から冬が一番大変になるのが「体調面の管理」です。
この記事を書いている時期(2023年10月末時点)で、インフルエンザが早めに流行しています。
もうひとつ世界的に流行したコロナも、まだ油断できない状態です。
流行している病気の為に「自主休講」はよくありませんので、普段から体調管理には気を付けるのが一番です。
空気清浄機でも加湿機能がついているものを購入される家庭は、結構これから多いのではないかと思われます。
空気清浄機だけでなく「手洗い・消毒・マスクをつける」をして 、栄養バランスの取れた食事を作って食べてもらうのも大事です。
学校およびとの塾の先生との協力も大事にする

少し難しい点はありますが、学校や塾の先生からの協力を受けられるなら、ぜひ協力していただきましょう。
基本的な学校での課題や問題がある場合には、一緒に解決策を見つける助けになります。
ただし、中学受験の場合は、まれに「中学受験否定派」の先生がいるケースはあります。
実際に我が子が小5・小6で「中学受験否定」の先生で、大変苦労しました。

その時は、塾の先生との協力は絶対に必要になります。
学校での悩みを真剣に受け止め、合格に協力する先生は塾に必ずいるので、困った時は中の先生に相談するのは大事です。
完璧でなくてもいい!時間とスケジュールの管理など親ができる範囲でのサポート

親御さんが子供さんの受験までのスケジュール管理は必要で、非常に大切です。
ただし、小学校高学年になると早い子で「反抗期」がやってきます。
自分で管理をしたいと言い出した時は、一度子供さんに時間やスケジュール管理をさせてみてはどうでしょうか?
子供さんでスケジュールや時間を管理させることでよいこと

将来子供さんは、中学に入学すれば、自分で勉強の管理や部活や遊びの時間をするようになります。
中学受験は、結構子供さんにストレスをかけることが多い世界です。
親は子供のスケジュールを整理し、学習時間、休憩時間、遊びの時間を組み立てようとしますよね?
しかし、受験前の10月から12月までの時期に、少々冒険になりますが自分で管理させることは非常に大切なのです。
塾からの課題も出たけれど、煮詰まってしまってはいけないと、時々休みの時間を作ってあげるように声掛けはしました。
中学受験では「何に時間を使うか、どのぐらいの時間が必要か」と子供が認識して、将来活用するようになるので、「時間の作り方」を教える良い機会になります。
子供がふと思う質問への回答はきちんとしましょう
子供が学習に関する質問や疑問を持つことは自然です。

中学受験は、本来なら「しなくていい受験」なのですから、クラスの友達が遊んでいるのに自分は塾通いを毎日のようにするのに違和感はあるでしょう。
親はその疑問に答え、理解を深めるためにお互いがよく話し合いをする必要はあります。
「なぜ中学受験を子供はするのか?」
子供さんごとに「中学受験の必要性」は問われますが、親のエゴでの受験とわかればモチベーションは確実に落ちます。

なぜ自分が中学受験をする必要があるのか、どうして中学生がするような問題を解くのかを、親はしっかりと話てあげましょう。
受験直前まで親子の問答は続きますが、親は子供の不安や不満を聞いてあげて寄り添ってあげてください。
まとめとして

親の関与が子供の学習に与える影響は非常に大きいです。
親の適切なサポートと協力や励ましなどで、子供は学業への自信を高め、成功への道を歩むことができるでしょう。
親としての役割は子供の成長において非常に重要です。

かといって、すでに反抗期に入っている小学生高学年だと、関わり方が難しくなります。
子供の精神的な成長も考えて適切なサポートをすることで、来年の1月から2月にかけて「希望の中学に合格!」と声が聞こえるでしょう。
難しい年頃での受験ですが、親子で一緒に乗り越えていきましょう。