「ペンペンのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。
こんにちは。
中学受験で「子供さんのためにと」動くことが多いのが、お母さんではないかと思います。
私自身、子供の中学受験準備期間(小4〜小6)は、講演会やら見学会に説明会は、母親の私がほぼ動いていました。
実は持病があるので、医師からは「無理はしないように」と言われてはいたのですが、どうしても母親の私が動かないといけないところはありました。
夫の帰りは遅いし、塾の送迎は難しくて、見学会や説明会が行われる週末は「体を休めないといけない」と言って、仕方なく実家の父を頼るしかない状況でした。
受験準備期間中、家事や子供の勉強具合などで、体は疲れる。
当然イライラしてきて、持病にも影響が出ました。
妻の異変にようやく気がついた夫は、「できることはやるから。気がつかなくてごめん」と受験後半から私の代わりなどの受験の協力はしてくれました。
私は運良く夫が早くに気がついてくれましたが、誰にも気がついてもらえずに思い悩み、イライラが止まらず、最悪体調を崩すお母さんさえいます。
中学受験を支えるのはお母さん。ではイライラを減らすにはどうすればいいのでしょうか?
中学受験で思い悩みイライラするお母さんの負担を家族で楽にすること!

ご家族の構成は様々ですが、なぜか教育となると自然と「お母さん」がメインで行動するケースが多いでしょう。
教育というのは「ご家族全員」で話し合いながら、進めていくものではないでしょうか?
それなのに、中学受験に関してはお母さんへ全てを任せてしまうケースが多く、お母さんが悩んだりつらい思いを抱える方向へ向かいがちです。

中学受験は、本来はお母さんに全てを任せないで、家族でつらさを「分散する」のが大事なのです。
お母さんの悩みを分かち合うことで、子供さんがのびのびと勉強して、成績アップにもつながりやすいです。
中学受験でお母さんのイライラを楽にする方法とは?
まずお母さんのイライラはメンタル疲れからきているので、
- 不満や怒っていることを紙に書き出してもらい、改善策を話し合う
- 家族で協力してお母さんが「自分を甘やかす日」を作ってあげる
- お母さんから直接不満や怒りなどを家族全員で聞いてあげる
この3つを試してみましょう。
お母さんは「自分を甘やかすなんて」「私の心の奥底を話すなんて」と抵抗感はあるでしょう。

しかし、普段は吐き出していない不満や怒りを紙に書き出すことは、「自分はこんなに我慢して家族に話していなかった」と認識し、家族と話す時にも文章化したものを見せることで理解されやすくなります。
それに、今まで寝たりして疲れを癒しているけれど、実際には精神面で疲れているので、思い切って1日だけでも「自分を甘やかして休む」のも大切なのです。
「イライラして周りを恐れさせる」のは、お母さん1人が悪いのではなくて、周りがお母さん1人に任せっぱなしにしているからでもあります。

任せっきりにしていて、子供さんの成績が上がらないと「お母さんのせいかな?自分が至らないせいだわ」と自責の念が生まれてしまいます。
お母さんが中学受験に対してつらくなる3つの原因
お母さんが中学受験に対してつらくなる3つの原因があり、私も「そうだった」ということがあります。
- 子供の成績問題
- 周りが受験の悩みや理解をわかってくれない
- 子供の成績についてお母さんが自分を責めて絶望してしまう
子供さんの成績は、指導や子供さんの気持ち次第で変わるものですから、お母さんの力の問題ではありません。
成績が思うように上がらないからと、イライラしてしまって怒りを子供さんにぶつけてしまうのが、成績が上手くあがらない要因になります。
特に3番目の「子供の成績でお母さんが自分自身を責めてしまう」のは一番よくなくて、家庭内の環境を悪くしてしまいます。
家庭は「心の安定場所・安心な場所」なので、険悪なムードになるのは好ましくありません。
私の子供の中学受験時のイライラ対応方法

我が家は9年前(小4の春)から、中学受験専門塾に通わせました。
私自身持病を抱えていましたが、実家の協力もあり送迎や塾弁の問題は問題なしでした。
ところが、小5の秋以降から時々塾から電話があり、
と面談で聞いてから、何があったのか分からず、ひとりでもやもやする日が始まりました。
その後も何度も呼び出しがあり、誰にも相談せずに「どうしたらいいの?」と悩みました。
子供が声をかけてきた時に、きつい口調で叱りつけたりしてイライラが止まりませんでした。

そして、小6の時に子供の体調の異変で「実はいじめを受けていた」と知り、家族と塾の先生に相談しました。
その後は、家族全員私だけで行動させないようにして、対応を代わりにしてくれたり、塾の先生も勉強やメンタル面で協力してくださり、乗り越えることができました。
お母さんのイライラは体調にも影響あり。早めに対応を!

中学受験の時期に、ちょうどお母さんが年齢的に体調の変化(更年期など)が始まるケースがあります。
30代後半から更年期らしき症状が出る方もいるほどで、めまいなど体の症状が出てきて、寝込む方もいるぐらいです。
そのほかにも、体調の不調を我慢して、精神的にイライラがひどくなってうつ状態になるケースもあります。
体調面でお母さんがつらそうだと気づいた時は、早めに病院へ受診するようにしましょう。
少しでも手当てが早ければ、お母さんの体調面に大きな傷を与えることは防げます。

まとめとして

中学受験でお母さんがイライラしてしまうのは、お母さんだけのせいではありません。
無意識のうちに我が子と周りの子供さんとの比較をして落ち込んでしまうケースがほとんどです。
比較してしまうのは仕方ない面はありますが、決して自分の子供さんが、周りの子供さんより劣っているわけではありません。
よく見ると、いいところやある点が優れていて、中学受験時に大きな得点源を持っている場合があるのです。
子供さんごとに得意不得意はあって、子供さんを責めてその後に「子供さんを責めた自分を責める」お母さんを、子供さんがかえって心配してしまいます。

中学受験は、お母さんの力次第とは言われていますが、ご家族の協力なしではできないことです。
ご自身を責めず「頑張っている私」と自己肯定感を上げて、無理のない親子の中学受験を乗り越えてください。