「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。
こんにちは。
「自分で中学受験サイトを開設したら変なメールが来てしつこい」
「同じ塾のお母さんに見つかって削除するように言われた」
「個人情報が見えたからって怪しげな電話がかかってきた」
このサイト自体、私自身は子供の中学受験記録で立ち上げたけれど、その後は中学受験を頑張る親子さん向け」サイトとして運営し続けています。
今は中学受験が加熱して、個人ブログはもちろんSNSで同じ年度の受験仲間を見つけて情報共有する傾向が高いです。
ただし、見ず知らずの人とのやり取りでトラブルに巻き込まれることは多々あります。
では、実例に基づきながらトラブルに巻き込まれずに済むかを開設します。
中学受験は神経質になりがちな世界。攻撃や炎上につながらないマイルールを作る
教育のことは、ご家庭ごとで考え方は違うのは当然の話です。
「中学受験」は親御さんそれぞれの考え方はあり、中学受験を考えていたけれど途中でとりやめるご家庭はあります。
ネット界は現実世界では見えない「様々な考え方の人」います。
ある一定数で「中学受験に対して否定的な人」はいて、気に入らないことがあれば、ターゲットになりやすいいです。
ブログやSNSを始める前に、いざトラブル発生の時のことや、攻撃的なことを受けた時に対する「自分はどうすればいいか」のルール作りは必要です。
最低限「これは大事」というルールは?
記事やツイート内容で、簡単に炎上・嫌がらせは始まります。
すぐ公開にせずに内容を一度確認してから「公開する」にしましょう。
勢いで記事投稿やSNSへの書き込みをするのではなく、投稿前に「これでいいか」と冷静に読んでから投稿するといいでしょう。
もし、攻撃的なことをうけてもすぐに反論せずに、冷静になって対応方法を決めるのも大切です。
執拗な嫌がらせを受けても基本はスルー。相手には絶対にしない
私自身も経験は多々ありますけれど、執拗に嫌がらせを受けることはたまにあります。
「もうやめてよ!」
と反応したくなるでしょう。
それが、相手を喜ばせてもっと嫌がらしようとする火種になります。
何度も何度も執拗に追いかけてきても、相手にせずにスルーしてください。
ブログの場合は、WordPressで運営しているなら、
- 問い合わせページの設定で「相手の内容を確認してから開封」のプラグインの導入
- ページでのコメント書き込みをなくす
方法はあります。
はてなブログなどでも問い合わせやコメント書き込みに、一旦確認の機能があるのでしつこい人を追い払うのによいでしょう。
SNSの場合は、報告してからブロックや鍵アカウントにすることで、執拗な人を追い出すことはできます。
では、自分が我が子の記録をネットに流す時はどうすればいいのでしょうか?
我が子の中学受験記録をネットへ流すなら気をつけたい3点
実は筆者自身、このサイトを「はてなブログ」で開いて、ワードプレス版に移行して続けています。
解説して1ヶ月後に記事を読んだ人物から「事実なのか?うそだろ?削除しろ」とメールが何回も届きました。
はてなブログは運営事務局があったので、一度ダメもとで相談し、筆者の件は対応方法も間に入ってくださいました。
なにもより、SNSで第3者に困っていることを書いて議論をしたのを相手にみられて、あることないことを書かれて本当に裁判になりかけたことでした。
無料サイトは運営に相談してもいいのですが、相談してからSNSで困っていることを公表すると、炎上を深める原因になります。
運営に相談もしくは内容次第で弁護士に相談した場合は、決してSNSで法的措置に出ていることは公表せず、解決まではSNSなどは覗かないのが重要です。
この後、解決まで1ヶ月はかかりましたが、攻撃した本人が訴訟とせずに姿を消しました。
この1ヶ月間、筆者はもちろん家族を不安にさせてしまい、申し訳ないばかりでした。
ネット上のことで自分が怖い目にあわない「大切なこと3点」を紹介します。
ネット上での仲間は完全に信用しない。リアルな友達が大切
リアルで「同じ中学受験で不安になっている人と繋がりたい」と思う人は結構多く、ネットで仲良くなってからリアルで出会うケースは多いです。
ただ、ネット上で仲良くなった人でも、中学受験にかける親の気持ちは揺らぎやすく、わずかなことで信頼感は消えやすいです。
かなりお互いの信頼感ができているというのは、
- リアルで出会っていてお互いのプライバシーを尊重している
- 受験校が同じでもお互いのことを干渉しない
- 中学受験に対してポジティブに慣れる情報を共有できる
ではないのでしょうか?
今はオンラインで遠くに住む同じ「中学受験合格」を考える人と話し合える時代です。
しかし、画面越しの友人関係を完璧に信じていいのでしょうか?
都合の悪いことや本音を隠していることはありますし、本当に同じ年度に受験する子供の親かもはっきりわかりません。
オンラインでの交流は、同じメンバーで何回か繰り返して行い、「この人なら大丈夫」と確信が持てるまでは本音で話をするのは控えた方が安全でしょう。
あからさまに受験校を書かない、特定されないようにする
中学受験は早い子で小1から通う子供さんはいます。
本格的な中学受験向け授業を始めるのは、新小3年生になる前の2〜3学期。
学校のレベルは変わることはありますし、昔からある学校の分家の新設校さえあります。
ネット界には、新設の学校に対して好意的に考える人がいれば「信用できないから入れたくない」と考える親はいます。
新設校の情報は少ないので、親切心から説明会で得た情報を個人で発信する方はいるけれど、
と嫌がり、友好関係をやめて攻撃に回ることはあります。
新設校でなくても有名校をあげて「うちの子はここを受験する」と書くと、
と嫉妬のあまりに攻撃する人も現れます。
子供さんの成績で伸び悩みや成績向上がないと焦るのは親。
学校名などから読者さんから嫉妬心を生み出さないために、あからさまに受験校やぼやかしてもバレる記述はさけましょう。
写真掲載には十分気をつけること
ブログやSNSで、塾弁や成績表の一部、送迎の様子を載せている方は要注意!
対面授業が復活し始めてからの受験間近シーズンになると、びっくりするような写真掲載を見ることがあります。
私がブログやSNSで見かけたケースとしては、
- 塾弁(授業や講習会で途中で食べるお弁当)に名前が写っていた
- 送迎の様子で塾名と車のナンバープレートが入っていた
- 子供さんの受験票(顔写真や名前、受験校を隠していない)
- 合格通知書(学校名を隠していない)
- 合格発表当日と入学式の写真(校舎で学校がばれてしまいます)
が代表例です。
今まで見た中では通塾時の写真の掲載が一番怖いです
通塾時や、入学後の子供さんの身の安全を考えると、ご家族まで危ない目にあう率があがります。
入学式の写真掲載は、狙っていた学校が全て落ちて、どうしても私立中学への憧れを捨てきれない保護者さんの目に入った時に攻撃対象になりやすいです。
全落ちしても吹っ切れて高校受験に向けて考えを改める方はいます。
たまに親密な関係だったご家庭の様子を見て、諦めていた心に火をつけるケースはあります。
個人情報が特定されやすい写真の撮影には十分気をつけてくださいね。
もちろん掲載先なども十分配慮するようにした方がよいですよ。
名前など個人情報を隠すには、スタンプやモザイクをかけられるアプリ(代表的なのはLINEカメラ)で隠すとよいです。
ペンで消すだけでは、ある技術で消すことができるからです。
炎上したり、誹謗中傷がひどくなってきた場合は?
ご自身が書いたブログやSNS、もしくは他人からの書き込みで個人特定や誹謗中傷がきつくなった場合はどうでしょう?
反論は絶対しないでスルーしてください。
実名が出たりあまりにもひどい誹謗中傷は、ネット関連に強い弁護士に依頼をお願いしましょう。
ネット関連の対応に強い弁護士は日弁連サイトでも検索できます。
最近のSNSなどでの誹謗中傷・嫌がらせ事情について
つい最近では、SNSでの誹謗中傷が激しくなり、悲しい事件が起きています。
そのために、情報開示請求の手続きが簡素化されています。
弁護士に情報提供するために、嫌がらせの記録はスクショなどで見つけた分だけ残すようにしましょう。
ネットはネット。ネットで中学受験を語る時のルール作りは大切
最近はごく普通の一般の方が、ネットで情報発信ができるようになりました。
私のようにはてなブログからサーバーを借りてワードプレスでブログ運営をする方もいます。
中学受験終了後のサイト運営は、後からチャレンジする人にはいいのですが「発信者としての自己責任」が伴います。
SNSでも、今まで仲良しだった人がある時点で離れて行くのは当然あります。
中学受験を無事に乗り切りたい親御さんにとって、ブログやSNSで発信したり仲間を作るのはいいことです。
中学受験終了後は、同じ学校の親同士での交流が始まるので、ネットで作った関係は消えやすいです。
中学受験中に、ネット問題で嫌な思いをしないために、親でネット上のルールを作り、中学受験を乗り越えるのが大切です。