こんにちは。当サイト管理人ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
中学受験が今コロナ禍の中でも続けられていますが、ご家庭での子供さんの健康管理にはおいてかなり大変かと思います。
中高生や大学生となると、英語学習に「海外留学」や「短期語学研修旅行」を考えている子供さんは多いでしょう。
私自身も高校時代に学校主催の短期語学留学に参加して、最初はどきどきしながらも海外での生活を知る良い機会になりました。
私の子供の学校は、学校主催の「交換留学生制度」や「海外研修旅行」があり、子供は2019年8月にオーストラリアの2週間研修旅行に参加しました。
そして全世界的に新型コロナが流行して、国境閉鎖。
子供の帰国後に翌年度の交換留学制度や海外研修旅行の参加申込をしていた生徒さんは、渡航できない状態になり、今も一時参加募集を止めています。
文科省が中高生と大学生向けで行なっている留学プログラム「トビタテJAPAN」も現在募集を一時中止中。
決まっていた子供さんや一時帰国をしなければいけなかった子供さんへのフォローを行なっています。
トビタテJAPANに関する詳細を載せたページはメンテナンス中となっていて、文科省の関連ページにて逐一状況説明を更新しています。
トビタテJAPANは国と民間支援団体のもとで行なっている、留学支援プログラムです。
見学会や説明会で留学制度について、興味を持たれた方は多いと思います。
コロナ終息後再開されるはずです。この先は不透明ではありますが、基本的な部分を紹介します。
学校主催の語学研修旅行や留学。単位に影響でるの?

私立中高では、語学研修旅行や留学制度を売りにしている学校は多いですね。
修学旅行で海外(オーストラリアやニュージーランド、カナダは人気)へ行く学校もあります。
ただし、気になるのは中高在籍時に長期留学をすれば、単位として認めてもらえるか気になるでしょう。
1ヶ月や3ヶ月程度の海外留学は別として、1年以上の長期留学は学校側の判断次第で留年とするか、単位として認めるかが問題となります。
留学費用は高額ですし、帰国後留年となると教育費にも影響は出ます。
短期留学は単位に影響なし。長期留学だと学校の裁量による
2週間や1〜3ヶ月の研修旅行や短期留学は、単位と評価するより「参加実績」として、大学の指定校推薦時の実績部分に加えられるでしょう。
問題は長期留学ですね。
だいたい1年間留学を前提に募集をかけていますが、日本の教育制度上、1年間海外での勉強は単位として認めないケースはあります。
ただ、私立学校の場合では、学校の裁量によっては「単位として認める」学校はあります。
コース制で指導をしている一部の私立学校では、コース変更の条件として、長期留学を条件にしているところはあります。留学後の成績次第では単位として認めて、留年としないケースはあります。留学中も日本でいた時の勉強は同時並行しなければいけません。
留学の費用はかなり高額。短期留学も要注意
民間で海外留学をサポートする会社では、1年間留学に300万〜350万円が目安であるというデータを出しています。
留学する場所や学校によって、費用は変動します。
留学前に日本でTOEFL iBTやIELTSを受検して、スコアを出す必要がありますよね。これらの受検費用は結構高額です。
渡航にかかる費用(パスポートやビザ発給費用など)留学先での諸費用(ホームスティ先への家賃や学生寮費など)、いろいろと書き出すと1年間の費用はご家庭で考えていた以上にかかるとわかります。
短期留学、例えば3ヶ月でも最低費用として、1年留学の目安金額の半分と考えて準備する必要はあります。
高校卒業後に海外の大学へ進学希望を出す生徒さんが増え始めています

最近、日本の大学へ進学せずに海外の大学へ進学を希望する生徒さんが増え始めています。
日本の大学より海外の大学への進学をなぜ考えるのでしょうか?
なぜ卒業後に海外の大学へ進学したくなるのか?
超進学校に入学して、そのままエリートコースへ行くこともできるのに、「海外の大学で勉強したい」という生徒さんなりに理由はあります。
オープンキャンパスなどで、自分が行きたいと考えていた大学に対して、物足りなさを感じる生徒さんはいるようです。
一度留学や研修旅行で海外事情を知れば、日本の大学の授業がつまらないと感じるでしょう。
しかも日本ではない「飛び級制度」もあるので、自分の学力に応じた授業を受けられるから、狭苦しいのが苦手な生徒ならそりゃ海外の大学進学を考えるでしょう。
学校側も進路指導に苦慮。生徒の希望に沿った対応する学校もあり

公立高校ではどうしても対応が難しくて「トビタテJAPAN」や外部の留学支援サービスを頼らざるを得ません。
私立校の強みは、独自で海外留学制度をもっているし、海外の大学進学も支援しやすい環境を立ち上げるのが早いです。
もしくは、一度日本の大学へ進学してから、海外の大学に入学する学生さんも!
私立高校としては、日本の大学入学者の実績は欲しいとは思います。
でも、生徒の気持ちを尊重する方がいいと考えて、専門チームを作っている学校はあります。
中学受験で「子供が海外への進学を考えるかも」と想定しておいて、学費の工面はもちろん、子供さんの考えは時々聞くことは大切。
もし、海外の大学進学を希望なら、学校には早めに相談して話し合いや進学に関する情報を集めておくことは大切でしょう。
今はコロナ収束を待つのみ。学校や文科省へ申込を出している方は今後の動き要チェック

今(2022年1月現在)、まだコロナ禍なので海外からの留学生受け入れは、どこの国も停止中です。
その代わりに、コロナ収束と同時に出発できるように進めているところもあります。
今は収束のルートが見えなくて、不安かと思います。
社会人になってからの留学や大学進学はあります。
海外の大学は入学・卒業の年齢が幅広く、入学より卒業の方が厳しいです。
私が短期留学で学生寮に入っていた時に、高齢の方が「今、大学生だよ」と話されていたので、驚きました。
最近では、学校からの語学研修旅行が難しい、将来の英語力の為にとオンライン授業に特化した英会話スクールと提携している学校は増えています。
もちろん、子供さんの希望で個人でオンライン特化の英会話スクールに申し込んで、受講しているご家庭はあります。
現在、海外に出れない時期でも、オンラインで海外からネイティブスピーカーのレッスンが受けておいて、コロナ終息後に海外に出れるように準備しておくといいですよ。
オンラインでのレッスンは、実際の留学地の雰囲気は感じられませんが「日常英会話」と「学校英会話」の違いを実感できます。
いつか海外留学ができる日は必ず来ます。その時を今は待ちましょう。
では、また!