こんにちは。「ペンペンのぺたぺた知識欲」のぺんぺん(@penpenwaker231)です。
娘は2017年3月15日に小学校を卒業しました。
実は、娘は小学校時代にひどいいじめにあっていて、学校の対応の悪さにイライラしながらも中学受験を乗り越えました。
卒業後は「もう小学校時代は忘れたい」と娘自身が処分しました。現在も使っているのは、長ジャージぐらいですね。
小学校時代のものを整理して、一番悩んだのはランドセルでした。
ランドセルカバーをかけていたので、表面はつるつる。途中で、肩ベルトのサイズ交換をしたので、誰かに譲ることもできました。
ミニチュアランドセルや他のものにリメイクを考えたのですが、結構高額。
私たち親子が決めたのは「ランドセルの寄付」でした。
社会貢献にもつながる「ランドセルの寄付」。
どうすればいいのか、さて紹介しましょうね。
ランドセルを寄付するとどうなるの?
ランドセルの寄付の受け入れ先は結構あるのですが、
にわかれます。
日本のランドセルの評価は非常に高くて、なによりも頑丈であるということ、傷み方がひどくないということで、「是非欲しい」という声は高いのです。
国内の施設で使用済み品を受け入れてくれるところが少なく、発展途上国で勉強の機会さえ少ない子供たちにランドセルや未使用の文具を寄付しようと活動が始まりました。
以前は、アフガニスタンがほとんどですが、中近東やフィリピンへ寄付する団体が登場しています。
子供さんにはパッとわからないかもしれませんが、自宅に勉強机さえなく、学校に行くことすらできない海外の子供たちにとっては、日本のランドセルは「机がわり」にもなります。
そして、文具の寄付があれば、読み書きの勉強ができます。小さな小さな社会貢献のひとつになりますよ。
寄付のタイミングや受け入れ先について
ランドセルの寄付の受け付け開始は、ほとんどの団体が1月中旬ごろから開始をしています。
それぞれの団体で、ランドセルそのものを引き受ける数を決めているので「寄付したい」と決めたら、早めに寄付する団体を決めておくとよいでしょう。
特に3月末近くになると、予定数に達して受け付けてくれない団体もありますので、注意してくださいね。
ランドセルの寄付以外にも、文具も一緒に受け入れてくれるところもあります。(文具は未使用品のみでお願いします。各団体で受け入れ可能品については確認してください)
【受け入れ先(ほんの一部です)】
気をつけたいのは、各団体のランドセル郵送先までの送料などが自己負担になることや申し込んでから専用ボックスを送ってくれたりと対応が違うので、お忘れなきよう。
ランドセル寄付で気をつけたいこと
主な寄付先の国は、イスラム教の国がほとんどですので、豚皮のものは寄付はできません。
イスラム教では、豚肉を食べることは禁じられているので、ランドセルに豚皮が使われていては、処分されてしまいます。
ランドセルの皮が豚皮かどうかを見極めるのは、皮をじーっと見てみて、毛穴が三つあれば、それは間違いなく豚皮です。
下記サイトで見分け方が紹介されていますので、参考にどうぞ。
各団体でも豚皮かどうかの見分け方が紹介されているので、送る前に必ずチェックしてみましょう。
カッター類はダメですが、未使用の文具があれば寄付として受け付けてくれる団体はあるので、あれば、ひとつにまとめてランドセルの中にいれて、一緒に送っても大丈夫です。(指定がある時はその指示通りでお願いします)
寄付でなくリメイクをお願いする場合は?
6年間使ったランドセルで可愛らしい刺繍やしっかりした素材のランドセルなら、手放したくないというご家庭はあるでしょう。
寄付するのも忍びないという場合は、使える部分のみ裁断して長財布やキーホルダーなどにリメイクする方は多いです。もちろん、ミニチュアランドセルへの制作もありですね。
昔からランドセルのリメイクが得意なお店やもちろんメーカーで引き受けているケースもあります。
最近では、Instagramから個人で依頼を受け付けている方、楽天市場で革製品を扱っているお店で依頼することはできます。
お願いするところで、事前見積もりが必要な場合と加工希望グッズで金額が固定されている場合があります。
早いところでは、1月から事前予約を受け付けているところがあるので、早めに寄付かリメイクかを決めておきましょう。
まとめとして。寄付の意味を子供に理解してもらうにはいい機会
娘は卒業後にいじめの経験から「小学校時代のものはもう見たくない」とランドセルを捨てて欲しいと言いました。
私が、使用済みランドセルを実家の両親がせっかくだからと買ってくれたので、綺麗な状態でしたし、捨てるには忍びないと思いました。
海外の寄付のことを知り、小さな社会貢献ができればと思い、娘に寄付の話をして同意をもらってから寄付の手配をしました。文房具も未使用品で中学では使えないものも一緒に寄付しました。
このような寄付の制度は、日本国内向けにも徐々に広がっていって欲しいと思います。
そして、リメイクでかわいらしいグッズに仕立てるというのも、買ってくれた方(おじいちゃん・おばあちゃん)の思いをずっと引き継ぐので、よいことだと思いますよ。
ぜひ大切につかってあげてくださいね。