こんにちは。「ペンペンのぺたぺた知識欲」のペンペン(@penpenwaker231)です。
中学受験専門塾では、集計や各学校の受験問題の分析、蓄積しているデータからの受験生の傾向や、今後の受験傾向などを発表するという「入試分析会」「入試報告会」が開かれます。
その塾に入っていなくても、申し込みをすれば、参加することができて、その塾なりの分析を聞くことはできます。
果たして、行くべきでしょうか?
個人の意見としては、報告会などは別にいかないくていい
娘の受験時から、知ってはいましたが勧誘などがいやで参加はしていません。
その塾生でなくても、志望学校や中学受験の傾向を知ることはできます。しかし、親御さんと先生方との温度差が出るケースはあるようです。
興味本位で参加したのに、定期的に入塾案内と学力テストの案内がきて困ることも。
私個人の意見としては、報告会や分析会は余計な考え方をする原因になるので、避けた方がいいかもしれないと思います。
私どもの家の近くでは、大手中学受験専門塾がなかったので、参加しても勧誘されても、通える距離ではありませんでした。その為、大手塾の分析会などは参加なしでした。
子供が通っていた塾は、全国展開でもなく、老舗の関西では地味な塾でした。その代わりに「今後の参考に」と早めに英語4技能についての講演会など、「将来の為」の講演会の回数は多かったです。(強制でもなかったのでよかったです)
もし何か変化があれば、学年担当の先生が進学先を把握しているので、個別もしくは校舎単位で説明会を開くので、大規模の分析会や報告会はいかなくても大丈夫でしょう。
入試説明会・報告会ってどんな感じ?関東・関西で温度差あり
会場にいきますと、資料がどんと渡されて、その年の受験状況や変わったことなどの報告がされて、塾側での分析データも公開されます。
他の有名塾と重なることがあるので、家族で分担していくこともあるようです。
我が家の場合は、主人はあまり教育にうるさく言いたくないタイプだったのと、「中学受験って、というより受験は水物だから、どう流れるかわからない」という主人と私の意見の一致もあり、一切参加しませんでした。
いろんな塾の分析データを見ても、よく似たようなものではないかと思ったからです。
関西でも大手塾は分析会や報告会は行われていますが、関東と比べると温度が低めと一度参加された方から後日聞きました。
子供の受験時より今(執筆時点では2021年)は中学受験が加熱化していて、特に関東での中学受験事情はかなり異なるようで、ひとりで受験する学校数は関西と比較するととんでもない数になるようです。
この手の分析会などが苦手なもうひとつの理由「ママ友」
いちばん分析会などが苦手なのは「ママ友」ができてしまうことです。
持病の都合はありましたが、他のお母さんとの教育方針の違いがあるので、あえて受験中の「ママ友」は作りませんでした。
- 自分の病気のことで、子供に迷惑をかけたくなかったこと。
- ママ友間でのトラブルを避けたかったこと。
- マウンティングにあいたくないこと。
これらの事情から、私は分析会などの保護者が集う機会は、極力避けました。
そのおかげで、お母さん同士のトラブルを回避できましたし、マウンティングで自分が嫌な気持ちになって、子供に精神的影響を与えることはなしでした。
まとめとして
受験にカンカンになっているお母さんやお父さんは、必死になって分析会や報告会に出かけていますが、子供さんはどう感じているか?
小6ぐらいになると、徐々に第2反抗期が始まるので、親御さんの気持ちと子供さんの気持ちに食い違いが出てきます。
分析会などについては、行くもよし行かぬもよしで、くれぐれもデータや先生の話は冷静に聞いて「何がなんでも合格する!」とならないようにしたいものです。
説明を誤解してしまうという危険性もあって、ある日、子供さんを追い詰めることもあるので、よく考えて「参加しない勇気」も大切。
子供さんの為と親御さんだけで走ろうとしないように気をつけてくださいね。
【追記:2021年2月16日】
現在コロナ感染の関係上、入試分析会や報告会は特定校のみや規模縮小で実施されています。オンライン式のところもあるようです。
参加される際は、指示に従って体調に気をつけてくださいね。