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【中学受験・国語】漢字の出題でいかに覚えて得点源につながるか?

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「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のペン姉さん(@penpenwaker231)です。

こんにちは。

中学受験の科目にはどこでも「国語」が入ります。

中学受験の過去問で「国語」を見た時、大人の私はあまりの量の多さに驚きました。

一度全部解いてみようと制限時間をセットしてチャレンジしたところ、歯が立ちませんでした。

大人が疲れるぐらいの分量を、子供達は本番で全力勝負していきます。

出題量はもちろん悩み事ですが、子供達はもちろんお母さん達から聞く悩み事は「漢字問題が苦手。どうすれば間違ない?得点アップの秘訣は?」が多いですね。

私の子供も受験の際に、漢字問題が苦手で先生から特別問題を作っていただくほどでした。

大人からすれば「そんなの簡単じゃないの?」と思われるかと思いますが、子供からすると「漢字間違いは命取り」と塾では教わっていて苦手なら克服したいのです。

では、家で親御さんが協力できる漢字を「得点源」にできる秘訣はあるのでしょうか?

勉強の王道!手を動かし毎日コツコツすることが大事!

頑張る小学生

ついつい他の科目の勉強時間を作りたいが為に、最近はデジタル化が進んでいて漢字検定アプリで覚えさせようかと考える親御さんがいるようです。

それは、小学生の子供さんに教えてしまうと今後の勉強にかなり影響でます。

「手を動かし、毎日コツコツすること」が重要なんですね。

漢字検定アプリ(小6レベル)で、子供さんに覚えてもらうのもひとつの勉強の手ではありますが、文脈から使う漢字を考える問題を出す学校はあります。

漢字のみ覚えていても文脈から漢字を思い出せないとなると、せっかく2点もしくは1点でも取れるものが取れなくて、たった1点差で不合格になる可能性が高くなるのです。

わたし
わたし
合格点は非公開ですが後でたった1点差で合否が分かれたと知った時は合格者なら嬉しい話ですよね

たった1点差とはいえ、なぜアプリといった機械の手を活用せずに、紙と鉛筆で地道に覚えていくのがいいのでしょうか?

出題範囲は決まっている。学校がどう出題するかがポイントなのです

中学受験での漢字出題は、小学校6年生までに習う漢字までと決まっています。

文部科学省で「学年別漢字配当表」が作成されていて、全部で1026文字あります。

この表に掲載されている漢字を使った言葉から出題されるわけです。

ここからが子供さんや親御さんが驚くところなのですが、学校によって漢字問題の出題方法が異なります。

  • 文中の中でひらがなで書かれているものを漢字に書き直す
  • 漢字の書取りのみ(10〜20問)

この2パターン存在します。

わたし
わたし
子供の受験校は書取り問題10問と文中の漢字書取り1問出ています。

志望校の過去問題集を手に入れて、漢字の出題パターンを親御さんも知っておくとご家庭での指導にも役に立ちます。

子供さんへタブレットやスマホの漢検アプリを使わせない方がいい理由。記憶の仕方や力は個人差がある

タブレット端末

よく親御さん(特にお母さん)から

あるお母さん
あるお母さん
今は小学校でタブレット端末を使っているんだし、漢検アプリを入れて覚えさせてもいいんじゃないの?

とご質問をこのサイトにいただくことがあります。

漢字検定で小6レベルのものを解かせれば、ゲーム感覚で記憶していく子供さんはいます。

実際の試験は、紙ベースで行われます。

iPadのなかにはペンシルを使えるタイプはありますが、経験上お勧めしません。

本番と同じように紙に鉛筆を使って覚えさせる方が大切です。

さらに、間違た漢字やわからない漢字を調べる為に辞書を用意してあげましょう。

わたし
わたし
電子辞書をすでにお持ちの子供さんはいますが、小4から小6までの間は紙の辞書で調べるようしましょう


 

個人的にはこの辞書をお勧めしますが、子供さんが調べやすくて見やすい辞書を選んであげましょうね。

過去に「東大式勉強法」への疑問と私なりの意見をまとめた記事があるので、合わせて読んでいただけると幸いです。

アイキャッチ
中学受験に「東大式勉強法」は通用するか?しないケースもありですこんにちは。 ペン姉さん(@penpenwaker231)です。 漫画「ドラゴン桜」がテレビドラマ化し、ヒットしてから、あら...

ノートやプリントに書き込んで覚えることの大切さ

ノートの鉛筆

勉強法で、アプリやデジタル教材で覚える方法はあります。

語呂合わせでしか対抗できない勉強法も確かにあります。

しかし、子供さんが「正しく用途に応じた漢字を覚える」には、デジタルで覚えられる子供さんはいますが、ほとんどの子供さんはデジタル教材を正しく利用できるかはわかりません。

確実に子供さんへ正しい漢字を教えて、用途に応じた漢字を使いこなせるようになるには「問題集などを活用し、ノートやプリントに漢字を書き込む。」しか覚える手段がないのです。

「見るだけで記憶できる」という子供さんはいますが、囲碁や将棋など「頭の中で見るだけで整理して記憶できる」能力を鍛えているだけで、いざとなると思い出せないケースはあると聞きます。

結局「手から得て頭にインプットした記憶を活用する」トレーニングをすることで、漢字を覚えるのが王道なのです。

【実際に子供がやりました】塾の5分朝トレで漢トレ!

朝勉

筆者の子供は、国語の中では漢字が大嫌いで間違いが多く注意をよく受けました。

個別指導(2対1)で、違う学年の子と一緒になるので覚え方を教えてもらう機会はあるけれど、その通りにやっても覚えられないというのです。

先生にこの話をしたところ、

国語担当の先生
国語担当の先生
気になってたんですよ。では、私から娘さんにあることをしてもらいましょう!

と提案があり、「ではよろしくお願いします!」とお願いして実行開始となりました。

その方法は

1週間分の漢字書き取りプリントを渡して、朝学校へ行く5分間で解いてもらう

でした。

もちろん答え合わせも行うので、早めに起床しなければいけません。

間違えた漢字は、ノートに10回書き直してもらい、わからない辞書で調べて書き出すという方法です。

わたし
わたし
書き直しは帰宅してからでも構わないと、先生から指示が出ていたので無理に早起きはさせないようにしました。

最初はイヤイヤ解いていましたが、効果を感じ始めたのは定期的に行われる学力テストでした。

小テストでも間違える漢字が減っていたのに、学力テストで漢字間違いが減っただけでも点数が上昇したので、国語全体へのやる気が変わり親としては驚くばかり。

結果、国語の成績を上昇させることに繋がり、良い結果へと繋がりました。

漢字ドリル選びは慎重に。レベルが高いものや親のおこごとでモチベが落ちるかも

子供の漢字の成績の悪さに、私は慌てて本屋へ駆け込んで漢字ドリルを選びました。

ところが、子供がやりたがらない・嫌がる態度を示すと、絶対子供はドリルをやってはくれません。

更に、「なんでしないの!しないと成績が上がらないよ」と言った「成績を上げるためにドリルをする」と親側の率直な気持ちを子供に言うと、受験に対してのモチベーションも落としかねません。

なぜかというと「成績のためにドリルをする」という行為は子供目線で考えると「苦行」なんですね。

成績を上げるためにするためなのですが、言い方次第で子供の心は揺れ動きやすく、傷つきもします。

成績のためというより、本番でいい結果が出るようにするためと説明する方が、子供さんは「よし!あの中学に入るには間違えを減らそう」と気持ちを切り替えやすいのです。

中学受験の漢字問題は「短時間で紙に書く」トレーニングが一番効果的

勉強する子供

アナログ方式ではありますが、紙に書き出して「手と目で覚える」トレーニングといいますか勉強法が一番の王道で、子供さんには効果的なのです。

苦手漢字を何度も覚え、漢字の使い方を辞書で調べて覚えていくことも大事。

最近の漢字の出題傾向は、文章中に含まれる漢字を「文章に合う漢字に置き換える」問題を出題する傾向になりつつあります。

学校ごとで漢字の書き取りのみ10問という学校はありますが、読解力や思考力を試すために漢字の置き換えを問題とするところが増えつつあります。

読解力を漢字の書き取り力と一緒にあげる必要は出ますが、問題に含まれている短い文章から「正しい漢字」を書けるようにするようにトレーニングをして、少しでも得点源になるようにしてあげましょう。

 

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ABOUT ME
ペン姉さん
大阪生まれ・大阪育ちの主婦。 2017年に子供を中学受験させました。 習字と囲碁とフルート演奏を趣味にしています。 Amazonアソシエイトプログラムに参加中。