こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
中学受験をスタートする前に子供さんにかかる将来の学費について考えたことはありますか?
中学受験にかかる費用は想像つくけれど、その後の費用について「これぐらいはいるかなぁ」と思っても、結構出ていくものです。
中学受験に向けて必死になっている時は金銭感覚がマヒしてしまいがち。
5月あたりに、私立中高一貫校へ入学したという現実はやってきます。
第1期の学費納付が5月と設定している学校が多いのですが、入学後の納付金の案内を見て不安になるご家庭はあります。
学資保険に加入しているけれど、払い出し年齢を確認したことはありますか?
意外と気づいていない方が多くて、私立中高に子供さんを入学させてからはどれだけいるのだろうと不安になりがちです。
私どもが今も実行している貯め方を紹介しながら、今後の学費についてもお話します。
中学受験から入学後の費用を考えると恐ろしい金額に!
中学受験だけでも、全てが終わってからご自分の家庭の教育費を計算すると、びっくりする金額になるかと思います。
無事希望する私立中高一貫校へ合格し、入学してからの費用を合格者集合日で聞いて悲鳴をあげる方は多いかもしれません。
文科省では定期的に学費調査を行なっています。
最近行った「平成30年度子供の学習費調査」によると、中学から高校まで私立校へ通わせた場合は約237万円必要という結果が含まれています。
学習費の中には、塾代など学校外の学習費用代も含まれています。
高校からは私立高校へ通っている生徒の家庭でも無償化制度が導入されているので、前回(平成28年度)よりは減額かと思われます。
関連資料は、文科省ホームページから統計資料をダウンロードできるので、これからの学費計画の資料とされてもよいかと思います。
中学から続出する学校以外のお金!家計に影響でるかしら?

中学から高校の間、塾代や部活費用、習い事が入ってきますよね。
部活費用だけで、初期費用として約10万円かかるところもあります。
大学受験になれば、予備校に通う必要のある子は出てきます。
大学受験では、受験料は3万5千円〜4万。指定校推薦で11月ぐらいに確定すると、すぐに入学金を納付しなければいけないので、20万円用意しておく必要があります。
大学の入学金や授業料・施設料を考慮していくと、過去に発表された日本政策金融公庫のデータでは最低でも500万円は必要と言われています。
子供がこの夏に直接大学に行けるオープンキャンパスで資料をもらってきて、学費をみたのですが、私立大学では文系より理系はかなり高く、文系でも特殊な分野を扱う場合は、理系並みの学費は必要です。
関西圏の中学受験と入学後の事情は?
関西圏の中学受験事情でいけば、我が子の時は塾代と入試代のみで計算してみると、小4から通塾しての総合計は約100万円前後でした。
有名中学受験塾の超難関コースへ行けば、小6時に100万円以上は使うと言われていますが、子供さんの通学年数と通った塾によっては、中学受験にかかった費用はかなりかわります。
産まれた時から「将来、もしかすると中学受験するかも?それと海外研修旅行とかは私立校はあるしねぇ」と計画を立てて貯蓄を始めました。
普段の家計から予備費を貯めていたのはもちろん、夫の会社で財経貯蓄をしていましたし、子供手当は0歳からもらえますが、全て子供名義のゆうちょ口座へ入金して手をつけませんでした。
昔は、子供名義の口座開設はゆうちょ銀行がよいと言われてきました。今後、親が子供名義で口座開設をして貯蓄をして、子供に通帳などを渡す際に税法が適用される可能性があると言われていますので、開設する際は慎重に。
しかし、中学の入学金20万円・寄付金10万円、授業料や制服代で初期費用としては、100万円以上使い、中2・中3にはそれぞれ約90万円ほどお支払いすることになります。
後で知ったことですが、関西圏でも京阪神の学校の学費は全国的にやや高めで、子供の学校の学費は標準的だと知りました。
経営母体からの支援があれば、多少は学費は下がるようですよ。
関西圏では、中学受験はほぼ日程が統一されているので、一発勝負という点から上手に試験日や午後試験を利用すれば、最高4校受験と言われています。
関東は交通の便がよいことからか、最大10校受験するようにと塾側が指定したり、親御さんが考えるとか。
その話を聞いた時、それぞれ試験料や入学金を考えるとびっくりするような金額を費やしているという計算になります。
教育費の貯め方はそれぞれ。学資保険と何かを組み合わせていく考え方が大切

子どもさんが生まれるという時に、まず「学資保険」を検討された方は多いと思います。
我が家に子供が生まれた16年前は、学資保険はかけることすら大変であきらめる方が多い時代でした。
保険商品は、その時期で貯蓄向けになるものや避けた方がいい商品に切り替わることってあるのです。
私ごとですが、妊娠期間中にゆうちょさんや保険会社に資料を送ってもらって、説明を受けました。
当時、保険者となる夫の年齢が31歳でかけるとして、10歳で保険料支払い完了とし、18歳から学費支払い開始タイプで見積もりをかけました。
「保険料:毎月払いで平均5万円」の世界で、途中で解約した時の解約返戻金も100%を切る者ばかり。
逆に家計を潰す学資保険ばかりでした。
現在、学資保険が見直されていますが、親世代の私達が経験したバブル時代ほどの金利がよい学資保険はほとんどないでしょう。
保険に入るかどうかといえば、家計面と保険者(お父さんかお母さん)の年齢と入るタイミングがよければ、学資を貯めるにはいいかとは思います。
投資で学資を貯めるのは?
投資系で貯めるというと、株や投資信託を運用するという方法はありますね。
特に、今はNISA(少額投資非課税制度)を使って株式や投資信託をする方は多いです。
国債で大失敗した経験から、今は投資信託と単元未満株で資金運用をして、まとまったお金が溜まってから株式を購入するか、投資信託で気になるタイプに投資しています。
何冊も本を買って勉強してから、3000円の投資信託をはじめ、そのほかには純金積立もしています。
私が一番おすすめするのは、この3冊です。
今、どこの証券会社・銀行もNISA制度を進めていますが、つみたてNISAなら投資初心者でもしっかり研究して低額で初めてよいかと思います。
一般NISAは2023年で口座開設は終了し、2024年から新制度で再開します。またジュニアNISAは2023年末で新規口座開設は終了します。口座開設をしてすこしでも長期運用をお考えの方はお早めに
もし「どうしても株でやってみたい」とお考えの方は、「単元未満株」で自分の好きな株を買ってみて、運用の勉強をしてみてください。
その運用利益から、本格的な株で四季報を読んでみて良株を見つけて、買ってみるというのもひとつの手です。
「ちょっと株式は苦手」という方は、銀行や信用金庫が扱う「積立貯金」で金利が低くてもコツコツ貯めて行くとよいでしょう。
家計の見直しで教育費を貯める道がわかるもの。家計診断のプロのFPに家計診断もよいかもよ。
コマーシャルで「ファイナンシャルプランナー」という言葉を耳にしませんか?
略してFPと呼ばれていますが、欧米では医師とFPは家庭と密接な関係があると言われていて、日本でもようやくFPの地位は上がっています。
ご家庭の家計状態から無駄な部分の指摘はありますが、相談者の希望に沿ったアドバイスは受けられます。
教育費について相談される方は、結構家計状況についてしっかり管理されている方が多く、心配になって念のためにとFPに相談されるケースが多いようです。
子供さんが小さいうちや人生の節目でFPに家計診断などをお願いすると良いでしょう。
こちらのサービスは無料でライフプラン相談可能ですし、もし相性が合わない場合は、お断りしても大丈夫。気軽に相談できる窓口ですね。
結婚・出産・マイホーム購入時にお金について見直すのがベスト!
出産時に「この子にどれぐらいお金が必要だろう?」とか「自分達の老後資金も併せて学費を確保できるの?」という不安は出やすいもの。
自分達で考えて悩んだ時は、気軽に相談できるFP(ファイナンシャルプランナー)さんに相談することをお勧めします。
困った時は、プロにお願いして第三者的な視点で貯め方を見るのもいいですね。
教育費を貯める秘訣。コツコツと最新情報をみながら柔軟に貯めるのみ

近年、物価上昇とともに教育についての考え方の変化もあって「共働き家庭」が増えました。
こつこつとそれぞれの方法で貯める努力はされていますが、国が子供に対する教育に対する支援制度は今後はころころ変わる可能性は否定できません。
私立中学に在籍している間は、一番お金が飛びやすいかと思います。
その後、高等部へ進学してからやっと無償化制度(ほとんど無償にならずです)で、負担は少しだけマシになりますが、大学進学を考えると高校生が一番大変かもしれません。
これからのことは、不透明で学費がどのぐらい必要かは見えにくいです。
自分達で投資や貯蓄の勉強をしていても、見えてこないことはあります。
その時は、思い切って「お金のプロ」にお願いしてみるのも一つの手ですよ。