中学受験

【中学受験】関東・関西ばかりで地方での情報は?地域による考え方

こんにちは。

ペン姉さん(@penpenwaker231)です。

今年(2023年度)の中学受験が終わり、すでに次の中学受験志願者が入塾して勉強を始めているか、入塾を検討するかはじまっている頃でしょう。

筆者が住む地域は、関西・大阪でもかなり南です。

中学受験を子供と一緒にできたのは、自分が高校受験では私立専願で入学後に中学部からの内部進学生と一緒だったから情報を得ることができました。

実際に子供を中学受験させると決めたのは「同じ大阪でも教育格差がある」のを知っていて、まともに公立中学で勉強できるか悩んだ末のことでした。

ある女性
ある女性
中学受験情報はいつも首都圏や関東がメイン。本当のことなの?

筆者自身、このブログを通じて教育系会社から記事執筆依頼をいただいた過去があります。

依頼をお受けして記事を提出してみると

編集長
編集長
関西のことより関東方面の事情で書いて欲しい

と言われ、結局は意気投合せずに契約破棄をしました。

今、筆者の子供が私立中高一貫校を卒業する上で、私も気にしていたのが「地方在住者の受験事情」でした。

調べられるところまで調べて、独断と偏見になりますが、私の考察としてお読みいただければ幸いです。

都市部の中学受験事情は知りたくないけれど知っておいて損はない

塾の若手の若手の先生

関西と関東の中学受験は、規模やお金のかけ方など多いに違う点はあります。

関東は交通網がかなり発達しているといいますか、少し離れたところでも1時間あれば私立の名門校に入ることはできます。

わたし
わたし
関東・関西を問わず、登下校時間制限を設けている学校はあるので要注意ですよ

大手塾へ入れる必要があるのか、志望校へ一度は足を運んだほうがいいのかなどの情報は、多くの中学受験経験者や大手塾から得ることはできます。

大手塾アイキャッチ
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筆者自身子供を中学受験させるかどうか迷った時に救われたのが、ネットでの情報がメインで、あとは自分自身の過去の記憶やご近所さんですでに塾に通われている方の情報でした。

首都圏や関西都市部の情報と住んでいる地域の情報を照らし合わせてみると……

名門校の角実際にネットからの情報で中学受験のことを調べると、ほとんどが首都圏のことで関西圏はほんのわずか。

関西圏にも超有名校はあります。トップクラスというと

  • 灘中
  • 四天王寺中
  • 東大寺中
  • 大阪星光学院中
  • 清風南海中

と筆者が思いついただけでもこれだけは超有名校として出てきます。他にも

  • 西大和中(奈良)
  • 智弁和歌山中

も登場します。智弁和歌山に至っては高校野球で有名と思いきや和歌山では超進学校として有名です。

しかし、首都圏の出版社やサイトはこれら関西の学校を大きくは取り上げはしないし、地方にも名門校があるのに取り上げはしません。

関西の名門校であってもよほどの学校でなければ「地方校」とみなす現実と高校受験を優先する考え方

頑張る女子高生

関西でもかなり優れた学校はあるのに情報がない、地方在住だけれど「中学受験させたいのに情報が見当たらないし塾もない」のはなぜでしょう?

関西には昔からある私立中高一貫校はありますが、過去に名門校と言われた学校が経営方針から学力低下をおこして生徒が減少している学校があります。

関東では新興私立人気があるのに、関西ではなかなか新たに成長が目立つ学校が少ないようにみうけられます。

地方ではさてどうでしょう?

大手塾で指導していた先生が独立して、個人塾を経営しているケースはあります。

中学受験に対応しているよい先生にめぐり会えたとしても、入学させようと考える私立中高一貫校が地方になるとかなり少ないのです。

ある県では、私立中高一貫校が極論3校のみで公立中高一貫校への志望が集中して不合格になるケースがあるといわれています。

公立中高一貫校が不合格となれば、ごく普通の公立中学へ進学し高校受験塾で実力をつけていく道を選択するご家庭が多いのです。

我が地域の中学受験の実情【2023年2月5日】

勉強する子供

我が家は、関西でも大阪のかなり南部でどちらかといえば和歌山・都心部へ行く方が楽な地域です。

古くから中学受験をするなら「智弁和歌山中高」で、小学校で優秀な子で医師などの子供さんは小学校受験からスタートするほどでした。

今は、近代附属和歌山中高や和歌山信愛中高、最近できた「開智中高」も和歌山方面では有名です。

ご家庭によっては、1時間かかってもいいから大阪市内の学校へ入れるご家庭はあるけれど少数派でした。

受験というと高校から私立校へ入れる傾向が強い地域ですね。

理由はというと、中学受験にかかる費用問題と私立校入学者への授業料に対する生徒の良さから私立校か公立校のどちらかを選ぶのでしょう。

地方でもある制度ですが、英語教育やICT教育に対して熱心に力を入れている学校への援助制度もあるので、わざわざ中学受験を頑張らせるより高校受験以降で頑張る方がよいと考えるご家庭はあるのだと思います。

地方では中学受験情報は入りにくいけれど情報源はたくさん!ただ周りの教育環境は慎重にみよう

合格でよろこぶ生徒

地方ではなかなか中学受験に関する情報は入りにくいです。

筆者自身は子供ができて周りの教育環境を見た時に、中学校・高校がかなり荒れていて学校で勉強ができるか心配になり中学受験を決めました。

わたし
わたし
途中でやめるか迷ったところに学校での問題があったので、中学受験の勉強を続行しました

地方となると、私立中高が越境になったり公立中高一貫しかないというパターンあるかと思います。

情報を見ても、首都圏や関西圏しかないでしょう。

親御さんとしてはがっかりすることばかりかもしれませんが、知っておいて損はないので、中学受験情報は、地方でもネットや新聞などで得ておくといいですよ。

ちなみに、地方から中学受験にチャレンジした子の本が出ていますので紹介して終わりとします。

 

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ペン姉さん
大阪生まれ・大阪育ちの主婦。 本人は中学受験経験者ではありません。 2017年に子供を中学受験チャレンジさせました。 Amazonアソシエイトプログラムに参加中有。詳細はプライバシーポリシーにてご確認ください。
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