こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
しばらく、個人的な事情で更新をお休みしていました。
現在9月になり、現在高3になる子供は大学受験準備に入りました。
中学受験を小4。それから中学受験を乗り越えて希望の学校に入り、高3まで在籍して9年はあっという間です。
さて、学校見学会や体育祭に文化祭を見学はできましたか?
すでにコロナ禍で2年目でも、最近は生徒間でのクラスター感染が増えました。
そのために、中止もしくは事前申し込み(人数制限あり)となった学校は多いと思います。
運良く志望校の様子を見れた子供さんは、どういう気持ちになったでしょう?
今は入試のことで頭がいっぱいでも、少しは入学後の生活を夢みたりすることでしょう。
反対に、学校側・各部は部でもって全国的に有名になりたいと考えています。
子供さんがもし「こういう部活をやってみたい!」と親御さんに話された時はどうすればいいでしょう?
子供さんの気持ちは重視。ただし入学後に驚くことは多い

子供さんが「ここの学校の〇〇部に入りたい」という気持ちは尊重して、受験校として候補に入れてもいいですよ。
「ここの学校は全国的にすごい!」「部活で活躍して有名になりたい」と思う気持ちは、中学受験へのモチベーションにつながります。
子供さんが何かの目的を持って、自分が希望する学校に合格できれば、親御さんとしても嬉しくなりませんか?
私は、子供が見学会で気に入った部があり「入学できたらこの部に入る!」と励みになり、受験勉強中の支えになりました。
見学会や文化祭で生徒さんに質問されてもいいのですが、入学後に驚くことは出てきます。
コース次第では勉強優先で部活動時間が少ないか、成績によっては退部あり

部活で全国大会常連校や地区大会常連という私立中高一貫校はあります。
人数的な問題で、部によっては中学・高校合同で出てもいい大会はありますし、中高分けて出場しなければいけない学校はあります。
中学受験を終えて入部する子は、未経験もしくは趣味でやっていた子と差があります。
これは高校受験でもありがちな話で、中学時代は内申書のために嫌いな部活に入ったけれど、高校では自分が気に入った部に入りながらも未経験という子は多いです。
経験値の差を埋めるための指導が始まるのですが、部によって通常の部活動以外の時間の練習・土日祝日の休みなき練習が行われます。
ただし、定期テスト1週間前はどの学校も部活動は禁止にするので、もしするようでしたら、学校側に抗議はしましょう。勉学と部活のバランスが崩れている証拠です。
学校によっては、中学のうちから「医学部・薬学部特化コース」「有名国公立コース」を設けている学校がありますよね?

部活動は子供さんの学校での息抜き、クラブ友達を作る良い機会なのに、在籍コースによっては「部活禁止!」もしくいは「成績が落ちれば(基準あり)退部!」と、生徒に入学後に伝える学校があります。
当然、親御さんたちは受験中の子供さんの気持ちを知っているので、怒るのは当然です。
残念な話なのですが、ある機会を境目に、学校の教育方針が変わって「部活動に制限はかけない」が「成績次第では禁止!」とする学校はあります。
部活動を有名にするために「特技入試ありの学校も」

私は私立高校出身者ですが、各学年で「特技コース」というクラスが1クラスありました。
中学から存在し、体育系・文化系に特化している子を、全国から選抜して入学してもらうコースでした。
この記事を書くにあたって、調べてみたところ、有名校でありながらも「ある分野に特化している分野での入試」いわゆる「特技入試」をおこなっている学校は、多数ありました。
中学入試で「特技入試」を利用して入学する価値はあるのでしょうか?
「特技入試」は長い目で見ると高校卒業後の進路で悩むかも
特技入試で入学した子は、学校側の考えで
- 「特別コース」(体育以外でバレエなどに特化している子が在籍)
- 「音楽コース」
- 「体育コース」
と学校によって変わりますけれど、別コースにわけられることがほとんどです。
なぜかというと、遠征や音楽会、コンクールで授業を受ける日が少なくなりがちで、定期テストでは配慮が必要になるからです。
授業を受ける日があれば、きちんと受けさせるようにしますが、一般コースなどと同じレベルでは成績がつけられないので、独自の評価をつけるようにします。
特技面を学校もサポートして、高等部に進学した時は「全国一!」を生徒たちに求めるのは確実です。
楽しんで活動している生徒さんはいますが、中には学業のことと自分が選んだ特技の伸び悩みで苦しむことになります。
そして高三。
自分で卒業後の道を決めて動いて、進路を決める生徒さんはいます。
ところが、どこにもいくあてのない生徒さんは、一定数出てきます。

学校側も「特別入試」で入学させた責任があるので、サポートに入ります。
卒業後の生徒さんにとって、中学入試で選んだ道がよかったのかというと、高校生になって、卒業後になってからはっきりわかるのではないのでしょうか?
部活動は子供さんの楽しみ。楽しみが苦しみにならないように

私立校の独自部活動について紹介しましたが、一部の親御さんは納得できない部分はあるでしょう。
私自身は、自分の出身校に特別コースが存在していたので驚きはしませんでした。
子供の中学受験で、びっくりしたのは「全国一のクラブ」と「大会にすら出れないクラブ」への学校からの支援の差でした。
一度だけ泊まりで地区大会に出た時は、宿泊費は大会主催者から出たのですが、その他の費用は学校から微々たるものでしたね。
今年は、体育祭で大きなことがあり、嬉しく思いました。
部活対抗リレーにすら出れない(人数不足)部に在籍していた我が子ですが、今年(2022年)は中学生の後輩が多くいたことで参加でき、初めて先輩として走って感動したことです。

部活動については、地区大会に出場する機会があり、このメンバーは全員中学から専門の先生の指導のもとで成長しました。
部活が楽しかったので、大学入学後も続けたいと言っています。
まず、子供が見学会で「ここの学校に入りたい!この部に入部したい!」と宣言して頑張ったからです。
親からすれば、他にいい学校はあったかもしれませんが、子供の気持ちをまず尊重したのが、中学受験をうまく運べて、今も学校生活を楽しんでくれていることが嬉しいのです。
中学入試は「親子の入試」と言われていますが、主導権は子供さんに預けるのが一番成功すると思います。
長くなりましたが、ぜひ今出願で悩んでいるご家庭の参考になればと思います。