こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
先日、高等部の遠足がありまして、子供も出かけました。子供の学校の遠足は高等部からは変わって、集合・解散場所まで自分達で行って、グループ行動するパターンです。
自分達で予定を全て事前に組むことになるので、グループのメンバーで情報を持ち寄って、帰りの点呼までに間に合うようなプランを立てないといけなくなります。
さて、話は変わります。
私の身の回りでは出産ラッシュが続いていて、私はもう16年前の話なので首を逆に傾ける話で相談を受けます。
この手の質問に私は戸惑うばかりで、なぜ早期教育ブームがいきなりやってきているのか見えず答えるのに悩みました。
ようやく、いろんなお母さんの話を聞けるようになって、私なりの意見が出ましたのでお答えしましょう。
早期幼児教育が必ず中学受験と連動するわけではない

妊娠中に「お腹の赤ちゃんにこんなことをさせたいな」など夢や希望や期待を持つのは当然でしょう。私も自分の妊娠時に夢や期待を持ちました。
ただ、中学受験のことは「できたらいいな」程度で、将来どういう環境で住むかや素質があるかで決めたいと考えていました
中学受験に求められることは「先の先を追求していく受験」なので、ある程度の素質を入学テストで振り分けられるから、必ず中学受験ができるとは限らないからです。
早期幼児教育はというと、中学受験と似ているようで異なる部分があります。
子供がもつ個性や特性を引き上げることです。
英語なら英語、知育面なら知育、それぞれの分野に特化した教育です。
幼児早期教育で有名なところも英語特化コースを作っているけどなぜなの?
私の子供も0歳から5歳まで続けましたが、有名なところでは「こどもチャレンジ」でしょうか?
最近は、通常のこどもチャレンジとは別に1歳から始める英語教育プログラムを独自に開講しています。お手軽価格など親子で安心できる点から受講者が増えていると聞きます。
利用している方々の意見は共通していて、
なんですね。
確かに、幼児期から英語教育で自然に英語に触れるのは悪いことではありません。
ただ、ご家庭で英語に精通している方がいるかいないかで、英語力はかなり変わると思います。
親の英語経験力が子供の英語力にも影響する
まず、子供が取得するのは母国語が優先順位1位で、英語は第2言語なのですから、英語力より日本語をしっかり教える方を優先した方がよいと考えます。
両親が学生時代から英語が苦手で英語圏へ一度も旅行などで行ったことがないという家庭はあるのは当然でしょう。
試しに取ってみた教材を、子供さんの教材の中身がいいか判断するのはお母さんですが、かなり英語ができるお母さんなら「やめとこ」になるそうです。
たまに日常英会話では使わない英語を、英語教材に含ませているケースがあるそうです。私も過去に別の教材のお試しで疑問に感じたフレーズがあったので、教材を取るのをやめました。
親御さんの中には、子供さんと一緒に教材を見て英語を覚えようとする方がいるそうですが、これはやめて欲しいです。
子供さんと一緒に見ていると、自分にも英語がインプットされたように錯覚することがあって、実は日常英語では使わないけれど子供用に入れているケースはあります。
親御さんが英語を覚え直すのであれば、中学英語からやり直していってから、子供さんに教えるべきだと考えます。
なかなか中学英語を忘れていて、英語ニュースをネットで聞いていても文法を忘れているという笑えないことがたくさんあります。
幼児早期教育が中学受験に有利になることはありません

一度、我が家が私立中高一貫校へ進学したことを知った方が相談にみえられて相談を受けました。
我が家は世間ではよく言われる「中学受験請負人有名塾」が近所になかったので、私が高校受験で通った塾に「中学受験専門コース」があり個別指導で乗り越えました。
決して大手であり有名な塾に通わずに合格した子供です。それなりの苦労もしました。
有名塾(サピックス・早稲田アカデミー・馬渕・浜学園など)が近くにあれば行かせていたかもしれません。
有名塾が展開する通信教育や一般的なプリント塾は中学受験に対応できるか?
最近は、勉強の癖付けを目的としたクラスを作った塾もあり、人気が出ているとそうです。
あくまでも、「勉強の癖付け」を小さい時からつけるために作ったプログラムなので、中学受験に対応しているかというと、ご家庭での教材活用の仕方が大切でしょう。
有名大学合格者の話では公文利用者が多いとよく聞きますが、公文式の指導は反復指導なので、勉強法としてはいいと思います。
一部のプリント学習塾では、子供のしつけや指導がひどいところがあり、うちの子供が少し嫌がらせを受けてすぐにやめさせました。
プリント塾は完全にいいというわけではありません。
中学受験をしたくて、専門塾に入るためには入塾テストを受ける必要があります。
合格基準が決められていて、全ての塾で合格点は不合格ですけれど、テストを受けてみて不合格になることもあります。
別の塾で合格してからが中学受験スタートになるかもしれません。
塾で勉強を始めてみて、様々なことは必ず起きるので、早期幼児教育が必ず中学受験を目指すことに対して「必ずいい!」とは言い切れないのです。
早期幼児教育は中学受験に活かせるかは見えないもの

頭の中はまだまだ何も入っていない赤ちゃんに、先に覚えてもらいたいものってなんでしょう?
まず、自分の生まれたルーツとなる日本のこと、日本語が第一優先かと思います。
そして、赤ちゃんから幼児の期間はあっという間に終わるもので、お母さんが子供さんと一緒に楽しく過ごせられる期間ではないでしょうか?
私は、産後の病気の為に子供との触れ合い時間が少なくて、どうやって子供との時間をもつか悩んだものです。
将来のことも考えなければならず、試行錯誤で今に至ります。
周りでは幼児早期教育ブームがなかったので、のんびりと育てたのですが、中学受験で塾に通い出した時が大変だったのではないかと思います。
幼児早期教育については、何度も賛否の波がきているので、周りの雰囲気に流されやすいでしょうけれど、子供さんの様子を見ながら取り入れるというのが一番いいでしょう。