初投稿:2018年5月14日
加筆・修正:2020年2月25日
こんにちは。「ぺんぺんのペタペタ知識欲」のぺんぺん(@penpenwaker231)です。
我が子は私立の中高一貫校に入学してから、毎朝と前日の夜に悩むのが「お弁当」です。学食はあるのですが、不評のようでよほどの事情がない限り利用しないそうです。
通学路にコンビニがあるのですが、行きも帰りは立ち寄り禁止で、新入生が入る4〜5月は通学路に先生が立っているそうです。
私たちが見学した学校の中には、田んぼの中の一軒家の学校もあり、お弁当を忘れると学食しかないという学校も見かけました。
さて、私立中高一貫校のお昼事情はどうなんでしょう?
私立校でも給食を実施しているところはあるんだけれどね
私立校に通わせているご家庭のお母さんが、全員専業主婦というわけではありません。ご父子家庭もあります。共働きの家庭もあれば、お母さんが病気の家庭もあります。
公立中学校では、給食かお弁当選択制の地域があると聞きます。
自治体が「食育」ということで給食実施をせずに、お弁当を持たせるという考えのところもあります。
反対に、私立校は国からの補助がないので、ご家庭でお弁当を用意するか、学食などを考える必要はあります。
一部の私立校では、共働き家庭などを配慮して給食を実施している学校はあります。関東方面のごく一部の学校で給食を提供している学校はありますが、まだまだ全国区になることはないようです。
(給食の実施については、各校にお問い合わせをお願いします。)
コスパ面で考えると、お弁当は家計面を圧迫することになるかもしれません。しかし、前日の夕食のおかずをお弁当用に残しておいたり、簡単にできてボリュームのあるおかずを作れます。
工夫とおかずのやりくり面では、それほど家計を圧迫することはないですよ。
我が子の学校の場合は?
うちの子が入学した学校は、お弁当持参・学食利用・学食で売られるお弁当・購買部のパンはOKとなっています。
ただし、入学したての4月が辛かった!
理由としては、入学したての生徒さんが学食で先輩さんとトラブルを起こさない為と、クラス内で交流を持つ期間として、学校側から「お弁当対応でお願いします」という指示があり、親もなれない生活リズムに慣れるのに時間がかかりました。
中高一貫校でありながら、生徒数と食堂が受け入れられるキャパ数がミスマッチで、入学したての中学1年生は5月末まで「お弁当」のみでした。
学校見学会では、豪華な学食を用意している学校はありました。我が子の学校は、それなりに設備費をお支払いしているのに、利用生徒数と受入数がアンマッチで、あまりおいしくないと評判の学校でしたので、親としては「頑張ってお弁当を作ろう」と決めました。
入学1ケ月を乗り切れば、子供も上手に使い分けをしてくれました
今でも、中学1年生の4月中が、親子で学校生活とお弁当作りで一番辛かったです。
母親も大変な1ヶ月でした。
お弁当作りの記録はインスタグラムで公開しています。
<ある日の子供のお弁当です>
インスタグラムをみていて、中学生向けのお弁当でも、かなりカラフルなお弁当を見かけますが、それぞれのご家庭事情や通学時間を考えると、手早く作れるメニューになっても仕方がないとは思います。
小学校までなら、紙のおかずカップでもいいのですが、毎日のお弁当作りとなると紙のカップは勿体無いということで、写真のようなシリコン製のおかずカップを使っています。
油物やお野菜を入れる時に、大活躍!
私が買ったカップは赤とオレンジと黄色・緑とカラフルでして、様々な大きさのものを購入しました。
今は、スープジャーを使ったお弁当も流行っていると聞きます。
「私や全てオーガニック」とこだわるお母さんもいらっしゃるし、冷食を非難する方が一定数いるということは知っています。
どうしても頼らざるを得ない家庭はあるので、全否定するのは可哀想です。全て冷食というのは問題はありますが、前日の残り物などや簡単にできるおかずはたくさんあります。
中学生になると、好みもありますが写真のようにざっくり盛り付け。
おにぎりの子もたまにいますが、とにかく時間との勝負なので、ふりかけをかけるか写真のようなゆかりご飯にしたりしています。
夏場は暑さでの腐敗が気になるので、家で漬けた梅干しを入れてやったり、保冷剤を使っていますね。
今日のお弁当は、こんな感じ。
私が中1から中3にかけて、徐々に気をつけるようになったのは、
- どうしても体調不良の時は、冷食は遠慮なく使う。その代わり1品簡単な手作りおかずを!
- 3年間で味の好みは変わるので、親も順応する
- インスタ映えを意識しなくてよい。子供たちはそんなに気にしていない
さすがに体調不良で手作りおかずを入れられない日がありますが、「それは悪いことではない」と
割り切っています。
割り切っています。
自分のために作ってくれるということが、子どもには嬉しいようですね。4月中に友達が固定化されるので、5月以降はいろんなグループでお昼ご飯をとるようになっていきました。
今では、お互いの新しいお弁当メニューを発見すると、おかず交換会をしていると聞きます。
学食が充実している学校もあるんだけれど・・・
入試説明会や見学会でびっくりしたのは、学食の充実度が学校によって大きく違うということでした。
最近の子ども達の要望に答えて、以前は学食がなかった学校がとても素敵なカフェテリア風な食堂を
建てていたり、メニュー数が多くて美味しそうな献立の学校だってありました。
我が子の学校の場合、中高一貫校で合計約800人の生徒さんを抱えているのに、学食を覗きに行くと「狭すぎる!」の一言でした。
広さでいえば、40人程度の教室2つ分の広さで、メニュー表を見ると都会のど真ん中の学校なのに
あまりメニューが豊富じゃないんです。
中高共通での使用で、広さが狭い学食では毎年もめるケースがあって、我が子と友達や他のクラスメイトもなるべく学食でご飯を食べないようにしていると話していました。
それと、ミートスパゲッティーを食べた時に塩辛くてつらかったことや、友達が学食で売られているお弁当のご飯を食べてみて固いとぼやいたことなどを聞くと、これは学食運営を委託している業者に問題があるとみました。
安さで勝負の世界なので、どうしてもいい加減になってしまうのかもしれませんが、せっかくのお昼ご飯なので、改善して欲しいところですね。
まとめ
特殊ルールがあるので、登校時にコンビニ弁当が買えないというのは、母親として体調不良の時にはつらいところなのですが、家からお弁当を持って行くほうが経済的な面もあるし、「いろいろと工夫して作ってくれた自分だけのお弁当」ということで、嬉しいようですね。
ご家庭の事情でお父さんが作っているご家庭もあると聞いていて、我が子はその子とも一緒に食べているのですが、お姉さんが同じ学校なので、二人でお弁当を作って楽しんでいるという話です。
部活や研修関係で、土曜日の放課後に残ることがあるのですが、その日は「あ!学校でパンとか買うし!」と前日に知らせてくれるので、親としても助かります。
お弁当作りに関しては、インスタグラムで嫌がらせを受けたことがあって、嫌な気持ちになりましたが、子供自身は全く気にしていないので、ご家庭でやりやすいように、お弁当作りをしてみてください。
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