ますます、寒くなってきてましたね。
娘も明後日から通常授業と並行して冬期講習会に行きます。
帰る日が午後10時になったり、晩御飯のお弁当を
用意してやらなければなりません。
今日は、毎日勉強ばかりで、少しだけ気晴らしに近くの
ショッピングモールにでかけて、ブーツや欲しかった小説本を
買ってやりました。
読売新聞の朝刊に「教育ルネサンス」というコラムが連載されていますが、
12月16日に掲載された「中学受験8 受験しない選択の理由」と
いうコラムが気になり、読んでみましたが、ちょっと考えさせれる部分
あって、気になったので、個人的な意見としてまとめました。
写真提供:「写真AC」
「中学受験をしない選択」も理解できる
記事を読んでいたのですが、東京23区の公立小学校の2月1日の
給食の話からスタートします。
私も気が付かなかったのですが、東京の私立中学校の入試初日は
2月1日が定番で、クラスの半数の子供が受験で休むために、
受験せずに、そのまま公立中学に進学する子供は2月1日の
献立は興味があって「たくさん食べたい」という意見なのだそうだ。
文京区は、私立中学への進学率が43.5%と他の区よりも
高いので、こういう半数のクラスの子供が特定の日に休むという
現象は出てしまいます。
ちなみにうちの地域では
ちなみに、私どもの地域は、クラスで中学受験をする子は、
1~3人ぐらい。しかも田舎なので、中学受験のことをおおっぴらに
できる環境ではなく、卒業まで隠し通さなければならないという
低学力地域で、「中学受験なんてかわいそう。そんなに勉強させたら、
死んじゃうよ」という方もいらっしゃるので、
隠し通さなければならないという地域なのです。
記事の中で、「受験が当然」という地域では、周りの目があるので、
「うちは受験させません」と切り出せない環境下はあると
書かれていました。
住んでいる地域の教育にたいする関心度や、地域の学力に対する認識度で
中学受験は左右されるのではと考えられます。
確かに見学会や説明会で面食らったことはある
記事の中でも、周囲の熱気でついつい説明会に行ったけれども、
親子でつらくなって、お子さんも「受験はしない」と望んだので、
あきらめることにした家庭が紹介されていました。
私どもも、4校ぐらいは見学会や説明会に出かけました。
そもそも、我が家の中学受験の事情は「地域の中学校全体が低学力で
どのみち高校受験のために塾にいかなければいけない」が
最初の理由ですが、11月下旬にいじめにあっていたことがわかって、
「たまたま中学受験の対策をしていたが、いじめにあったために、
私立中学への受験をせざるを得ない」ということです。
少し特殊な例ではありますが、こういう理由もまれにあるということです。
見学会や説明会を親子で行って、話を聞いたり、模擬授業を受けたり
して、親子で「絶対ついていけない」という学校はありました。
必死になって東大合格者を大量に出したいと熱弁する校長先生の
学校の説明会にはドン引きしたのは事実です。
しかし、その子の性格などに左右はされますが、親子で納得のいく学校で
あれば、「受験させてもいいのでは」と思います。
ですが、あくまでも本人の意思が第一位で、親の意地や周りの環境などを
気にしてしまうのであれば、「受験させない」という決断もありです。
確かに中学受験はハードです
中学受験の問題を親が見ると、算数や理科はさすがに解くことはできません。
私でかろうじて家庭教師の経験があるのと、国語の成績が
常に中学高校ではトップだったので、ついていくことはできますが、
答えさせることが、かなりハードです。
それを、小学生にやらせるのですから、親御さんとしては尻込みしてしまうと
思いますし、小学生がここまでやらなければいけないのかと
考えてしまうのは当然です。
私もこの夏の講習会は夜遅くのお迎えやお弁当作りや合同勉強会への
送迎で疲れました。
これに、学校のいじめ問題も加わったので、さらにハードさが激しく
なりました。でも、もう公立中学につもりもないので、
娘と塾の学年主任と話し合って、見学会で非常に気に入った学校で、
プレテストでもA判定が出た学校を受験することにしました。
劣悪な学校生活から脱出するために、こういう考え方の家庭も
あることは知っていただきたいです。
親の意見と子供の意見は必ず一致していることが大切
親が「有名私立の学校に行って、有名大学に行ってほしい」と思っても、
お子さんが「普通にみんなと一緒にいたい。中学受験はしたくない」と
言っているのに、無理に受験勉強をさせても、不合格ならば、
まだあきらめもつきますが、合格しても「燃え尽き症候群」になったり、
「こんな学校いやだ!やめたい」となると、お子さんは後々この受験の失敗を
引きずることにもなりかねません。
私は中学受験はしませんでしたが、私立高校に入学したときに、
親に強制的に受験させられて、入学後に統合失調症になり、
退学せざるを得ない子を知っています。
また、私の高校時代の友達からも聞いたのですが、
中学校の時に、「こんな学校いやだったのに」としょんぼりして
夏休み後に退学して、公立中学に行った子もいると聞いたことがあります。
受験については、各家庭で事情は異なりますが、子供さんの意見は
第一位と考えるのがベストだと思います。
まとめ
我が家は、1月14日が受験日ですので、もう今は必死になって
勉強しなければいけない時期に入っています。
いじめの影響で、不登校になってしまいましたが、
今の彼女を支えているのは、見学会でのクラブ体験で囲碁部で
お姉さんと対局をして、ボロボロに負けたのでリベンジすることと、
ダンス部で踊ること。そして、今は休会しているスイミングクラブに
早く戻って、泳力検定1級取得。見学会での学校の雰囲気や
体験授業で普段の授業と教え方が違うので、ぜひこの学校に入って、
今までの辛さを解消したいという気持ちです。
今が、たぶん一番つらい時期だと思います。
いじめで受験をあきらめるかと思ったのですが、
「絶対合格する!」という彼女の意思を尊重して、応援します。