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「ぺんぺんのぺたぺた知識欲」のぺんぺん(@penpenwaker23)です。

中学受験をさせようというお母さんの中では、2年前に慶應義塾大学付属中学に入学した芦田愛菜さんの
読書量について調べられた方はいらっしゃるのではないのでしょうか?

芦田愛菜ちゃんとうちの子は同学年で、関西での中学受験終了後に芦田愛菜さんがどこを受験をし、どういう勉強をしたのかということを調べて、読書量の話でずっとこの2年間もやもやしました。
芦田愛菜さんが通ったと言われている早稲田アカデミーの「NN勉強方」について過去にわかる範囲で解説しました。

関連記事:「週刊誌で明かされたNN勉強法って何?

読書量は月に60以上と公表されて、世の中の中学受験を目指すお母さんを驚かせ、「そんなに読んでいればどこでも合格でしょ」と言われました。

合格してから2年になりますが、子供の読書量は部活や定期考査で少し減っては減っているものの図書館から借りている本も含めると毎月平均で20冊は読んでいます。

子供からの意見と、受験前に読ませてみた本の傾向、今後中学受験の国語での物語系で注目されている作家さんを紹介します。

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芦田愛菜さんが月60冊以上読書ができた理由

すでに一部教育系サイトや雑誌で紹介はされていますが、彼女は子役さんから活動していてセリフを覚えなくてはいけないですよね。しかも短時間でという制約がついてきます。

幼いながらも短時間で文章を読んで記憶するというのは、すなわち「速読術」を知らない間に身につけた訳で、特に訓練なしでマスターしたわけです。

空き時間に続々と気になる本は、台本や移動の合間に速読で読んで、冊数を増やしていったものと考えられます。図鑑なども読まれたということですけれど、理科や社会で動物の修正や社会の地理で問われる日本独特にみられる現象も、速読で空き時間に勉強した上で、通塾をしたのでしょう。

通塾先では、「何が何でも合格するぞ」のNNコースを持っている早稲田アカデミーに入ったので、速読術で読んだ本から得た感性や子役としての知性とがドッキングして、難易度が高い中学校も苦にはならなかったのでしょう。

速読については、大手有名塾では肯定派と否定派に別れていて、「普段から読書をしていれば身につくはず」というのが一般的な考え方です。
実際は、子どもが通った塾は「右脳開発コース」ということで速読を習わせましたが、本を読むスピードや長文読解で役に立ったということで、肯定派です。

本を読むスピードが早いことが読解力に繋がるという訳ではありませんが、多くの本を読めるというのはいろんな本に巡り会う機会が多くなるというメリットが高いくなります。


低学年や中学年は絵本でもいいし、反応と学年でジュニア文庫や普通の本にしてもいい

低学年のうちは、保育園・幼稚園時代の延長ということで、絵本でいいので、音読することをお勧めします。たまに高学年になってからでも絵本の音読をすることで、日本語の独自のテンポの良さを認識させることも大切です。

中学年ぐらいになってからは、様子をみながら小学生向けに出ている「ジュニア文庫」を読んで見せてあげましょう。無理にではなく、文字の本に抵抗感を感じないかをみて、すきな本を買ってあげるといいでしょう。

中学年程度なら、講談社・青い鳥文庫」「福音館文庫」がお勧めで、古典名作を小学生向けに翻訳して読みやすいようにしていますし、わからない感じはふりがなをふってくれています。

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青い鳥文庫で購入した本で、翻訳の方が小学生にも読みやすいようにしてくれていました。

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福音館文庫の本で、古典文学であまり読まれていない作品を読んでみたのですが、福音館文庫の
反応は今ひとつで、お子さんによって好きになる出版社が異なるので、中学年の間は、本の選び方は慎重にして、とっつきやすい本を選ぶといいでしょう。

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高学年ぐらいになると、好みがしっかりと出てくるので、「これ読んでみたい」という本を買い与えてあげると、気に入った本なら学校でも持ち込んで3日ぐらいで読了します。

ちなみに、高学年になると「小学校ジュニア文庫」「岩波ジュニア文庫」に切り替わり、特に小学校ジュニア文庫はオリジナリティがある本が多かったので、堅苦しい本を読んで疲れた時は、小学校ジュニア文庫に切り替えていました。

ジュニア文庫ばかりもよくないと思い、ヘッセの「車輪の下」や太宰治の「人間失格」、「赤毛のアン」の訳者で有名な花岡花子さんが書かれた「伝記ヘレン・ケラー」を読みました。

他にも多数読んでいますが、中学校に進学した今、ジュニア文庫は卒業しましたが、古典文学や「角川ビーンズ文庫」など幅広い範囲の本を読んでいます。

いろんな分野を大量に読んでおくと嬉しいこともあり!

月に60冊は読めなくても、月に20冊以内をまず目標にしてみましょう。
学校の宿題や塾の宿題でヘロヘロになりがちですが、面白い本に出会うとあっという間に読めてしまいます。

小学生ではなかなか読書のクセづけは難しいけれど、本屋さんにいく時にお子さんの目に止まって、「読んでみたい」という本を買ってあげると、いっきに読書をするというクセづけはできます。
強制してしまうと、読書嫌いになってしまうので、あくまでもお子さんの好みにあわせてあげてください。

ちなみに、中学受験の本番問題は、GWにどの作者さんのを使うか選定が始まっています。

関連記事:「中学入試・国語の出題作品はGWに決まるって本当?

小5〜小6になると、塾以外の外部テストを受ける機会が増えていきますが、子供からびっくりする話を聞きました。

「ママ、私が一度読んだことのある作品が出てきて、解きやすかったよ」

というのです。その問題は、ジュニア文庫で古典問題ではなく、現代文学でした。

ジュニア文庫関連の新人賞は、「公募ガイド」で募集がかかっていますが、ジュニア文庫の種類によっては小学校高学年〜中学生全般と設定している本があり、公募ガイドでも「読者が中学生の子が多いことは考えてくださいね」というぐらいです。

というわけで、外部テストでも古典文学が出る訳ではないので、子どもさんが興味を示して読ませることは問題はありませんけれども、好き嫌いなくいろんな本を読むことは必要ということです。

今年の注目株の作家さんをご紹介

すでに、様々な塾で国語の長文読解にどういう作家さんを狙っているか予測を立てていて、
紹介されています。

実は、中学受験をする子は、古典文学だけでなくもうジュニア文庫系は読破していて、大人でも読解不能な本を読んでいる子が多く、最近本屋さんでの売れ行きがよく、何かの賞を受賞している人の本をマークしています。

様々な個人塾の方の予想をリサーチしてみましたが、必ずといっていいほど名前が出てくるのが、
「辻村深月」先生が上がってきます。

うちの子の友達や子供もファンで、過去に吉川英治新人賞候補に2度あがり、今年(2018年)にようやく
「かがみの孤独」で第15回本屋大賞を受賞しています。

中学生以降の本好きファンからは「いつ何かしらの賞をとるのか」と期待されていた方で、ようやく受賞となった運びです。

学校側は、すでに本好きな子どもがどのような傾向の本が好きかというのを調べ上げています。なぜかというと「同じ世代に共感してもらえる作品を選ぶことで、どれだけ本を読んでいるかがわかる」からで、
流行はしっかりリサーチしています。

かがみの孤城
辻村 深月
ポプラ社
2017-05-11



まとめ

他にも注目されている作家さんはいらっしゃいますが、注目株の人ばかりの作品を読んでいると、文豪作品が取り残されて、文豪の作品の素晴らしさも忘れ去られてしまいます。

辻村先生も小さい時から、「ずっこけ3人組シリーズ」や「少年探偵団シリーズ」を読んでいたというエピソードがあって、推理物をよく読んでいたとインタビューで答えられています。
でも、他にも読んでいたということから、中学受験の記述問題で、自分の意見を書く場合は、様々な本を読破しておくのは大切です。

「うちは中学受験はさせないよ」というご家庭はおありでしょうけれども、いろんな本に巡り合っておくことは、大人になって子どもができた時に、本を選んであげる時にむちゃな選び方をしないし、子供と楽しめる話題がひとつできます。

本で得た感性はその子の様々な面へ影響を与えるので、興味のある本は懐事情もありますので、ぜひ買い与えて反応をみてあげてくださいね。