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こんにちは、「ペンペンのペタペタ知識欲」のペンペン(@penpenwaker231)です。

昨日(2019年12月3日)の夕方もしくは今朝のニュース・新聞でも報道されましたが、日本の子供達の「読解力」が急落しているという調査結果が発表されました。

この結果は過去最低で、不思議なことに理数系の力に対しては上位であるという結果が出ています。

このことについて、私の子供に聞いてみたのですが「そりゃ、今の学校の状況じゃそうなるんじゃないの?」と冷静に言われました。

子供がすでに気づいていて、私達親が気がついていないこと。一体どういうことなのでしょうか?
今回の調査結果が、今後の日本における教育方針を転換させる要因にもなりかねないので、子供が取り組みやすい方法などを紹介していきます。



日本の「読解力低下」を出した調査とは?

新聞・ニュースでも紹介されましたが、OECD(経済協力開発機構)が79カ国・地域の15歳(日本では高校1年を対象)計60万人を対象に、「国際学習到達度調査(PISA)」として実施しています。

2000年から3年おきに実施しており、今回発表された結果は2018年実施分です。

参考元


読解力・科学的応用力・数学的応用力をテストし、テスト結果から今後の子供達の教育について分析と改善を行って行きます。

読売新聞・本日の朝刊では、2003年でも大きく読解力と数学的応用力が落ちたことから、「ゆとり教育」の見直しにつながっていると報じられています。よく考えれば、私の子供が入学した年に教育指導要領の変更があったと記憶しています。

PISAの結果から、全国学力テストの導入などで、大きく順位を落とした時から浮上はしてはいます。前回実施の2015年では、
  • 読解力 8位
  • 科学的応用力 2位
  • 数学的応用力 5位
という結果です。ところが、3年後の2018年では、

  • 読解力 15位
  • 科学的応用力 5位
  • 数学的応用力 6位
と一見理数系は落ちていないように見えても、3要素全て落ちている、特に読解力が大きく落ちています。

逆に躍進しているのは、中国・シンガポール・マカオで、アジア勢が上位独占をしています。

なぜここまで落ちてしまったの?日本の力

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文部科学省・担当者のコメントが出ていますが、「子供の言語環境の急激な変化。読書など長文に触れる機会が減った」と読解力の低下の要因を出しています。

OECD調べの平均でも、日本の子供「読書量」すなわち本を読む量や新聞を読む割合が減っているという結果も出ています。

私は、子供にスマホを持たせていまして、帰りが遅くなった時の緊急対応用に「LINE」を使っています。よく見ると「主語」が抜けていることが多いことや、かなり短文であることが気になって、使い始めてから、国語の成績が落ちているとは感じています。

反対に、海外の友達(オーストラリアに研修旅行に行ったので)とは、InstagramでDMのやりとりをしていますが、主語がなければ通じないということから、どうしても長文にはなっています。

これは子供からの意見なのですが。

「学校から大量に宿題を出されて、帰りの電車で読書をしたり、家に帰ってからは宿題や小テスト対策をしないといけないし、読書読書といわれても、時間がなくて困っている」

という意見がでました。

スマホはたまに見ていますが、ゲームアプリは入れさせないように制御しています。スマホを見るとすれば、友達からの連絡(宿題の範囲、テスト範囲の確認、学習発表の打ち合わせ)で見る程度に制限をかけています。


日本でのデジタル教育の遅れは致命的

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今回の調査では、インターネット上の複数の情報の質や信憑性を評価する内容なども追加されていると発表がされました。実際はどうでしょうか?

ICT教育導入をして実施している、日本の高校は少数派で、参加国中でも最低水準で、ネット上での複雑な文章を読む経験が不十分ではないかという見方は出ています。

子供の学校では、ICT教育を導入して「探求」という授業を行っています。

あるひとつのテーマから、ネット上のデータを拾い出すか、実際に気になるところに訪問して、お話を聞いて「論文」として発表します。

その時にパワーポイントやキーノートは使いますが、必ず読み上げて解説するようにしています。

「探求」で注意を受けるのは、Wikipediaは使わないこと・公的機関からのデータを利用することなど、様々な制約というより「ネットリテラシー」とデータ分析に対する指導を受けています。

一部の高校や大学で「探求」の授業を取り入れています。ただし、紙ベースではなく、デジタル教材を利用して、ネット上でのデータ分析と、資料作りでの文章能力を高める必要は、今後必要になります。

まとめ。読書時間は少しでも作ってやる

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小学校から「本読まなきゃダメでしょ!」というお母さんは多いのですが、学年があがったり、子供を取り巻くネット環境が変化すると、デジタルの海へ子供がダイビングしやすくなります。

中学生になれば、小学校の勉強量よりも多くなるし、部活も入ってくるので、疲れて本や新聞を読む機会も減り、ゲームやスマホでのSNSめぐりもあるでしょう。

最近、子供がSNSで怪しげな大人と関わって、事件に巻き込まれるというケースは出ています。スマホを持たせるかどうかは、ご家庭の事情もありますが、スマホやネットの世界とを分断するには、「読書タイム」を設けることは大切です。

我が子も、この読解力低下のニュースを見てから「やば!期末テスト終わったら、せっかく買った本読もうっと!」と話していました。(どうやら、大真面目な本と私が以前からお勧めしていた本が溜まっていたようです)

私が中学生の子供に勧める本としては、新渡戸稲造の「武士論」や藤沢周平の「蝉しぐれ」などを進めています。あとは子供が好きそうな本を選ばせています。

これはほんの一例ですから、参考としていただき、本選びは子供に任せてもよいかと思います。

これから先、国際学力調査の結果を元に、教育改革が進められますが、「読解力」は全ての勉強には必要ですので、この力を伸ばす教育はご家庭でも可能ですから、読書は是非時間のある時ということで、勧めてあげてくださいね。

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