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お久しぶりです。「ペンペンのペタペタ知識欲」のペンペン(@penpenwaker231)です。

昨日(2019年1月27日)に個人的な資格取得試験の都合で、更新を止めていました。
その間に、関西圏での一斉の中学受験が1月19日からスタートして、合格発表を終えて、今入学手続きなどを行なっているご家庭は多いでしょう。

関東では、今まで2月1日〜3日が受験集中日だったのですが、交通面などから12月から受験スタートしていました。

さて、関西はどうだったのでしょう?まだ、入学手続き中で、最終入学者は発表されていませんが、一部塾などから出されている、出願状況などから、関西圏の中学受験についての考察をします。
*国立・公立中高一貫校は省きます。



総評として。激しい倍率変更なしだが、受験者増加

この結果については、
ed-NET 近畿圏私立中学出願者速報」様と「SAPIX小学部 出願者速報」様
の出願状況データを参考に、分析させていただきました。

合格者と入学者については、まだ入学手続き中もしくは辞退があるため、正式発表は4月に入ってからとなります。

2019年の関西圏の中学受験については、総評としては、
「倍率の激しい変動はなし。ただし、私立中学受験者が増加」です。

全ての学校について、2017年から2018年、そして2019年と3年分を総合して見た所、
それほど大きく変動したという印象はありません。

若干変動があったのは、目立つところでは、清風南海A日程、西大和、大阪桐蔭、四天王寺・英数に変動があり、2018年度と比べると出願者が増加もしくは現象していました。

定番の難関校と言われる、灘中や大阪星光学院などについても、高倍率であるところは変わっていません。

そのほかの私立中学についても、倍率について大きな変動は一見見受けられませんでした。

よく精査してみると、受験者が2018年より増加しているのは、顕著に現れています。

初日午後受験・別日程も影響あり

最近導入が多い、「初日午後受験」と「別日程受験」が受験校を増やす要因となっていますので、受験校の選択肢を広げることになっています。
初日の午前中しか受けることができない学校を優先し、午後受験や別日程で受験できるところを、「チャレンジ校」「本命校」と選択して、受験している様子も見えます。

我が子が受験した2年前から、初日午後受験を導入する学校は増えていました。
この制度と、別日程制を導入している学校については、より優秀な生徒を取り込みたいという考えがある傾向が強いのです。
しかし、受験する子供さん側でも、どこを本命にするかで日程調整をしてくるのですが、同じような考え方に走るので、大きな変動がなかったものと、データ上では見受けられます。

医学・薬学に特化したコースに変動はなし

去年から問題になっていた、東京の医科大受験問題で、女の子や浪人生への厳しい対応で、中学から医学部を目指す女の子への影響は出るかと心配されました。

しかし、その後、国などが厳しい処分を出したことにより、該当大学への出願数は減ったと報道されています。

女子校に目立つのですが、医学部・薬学部を目指すコースを作っている私立中学校(中高一貫校)については、出願者が減ることはなく、逆に増加している傾向が出ています。

面白いところでは、大阪・女子校で、医学と薬学に特化させたコースを持つ「四天王寺・医志」「大谷・医進」については、午前中のみにしか行われない「四天王寺・医志」を受験して、初日午後・翌日受験可能な「大谷・医進」を受験するというルートが確率されていると見受けられます。

大谷・医進の初日午前は毎年人数が100人前後出願しますが、初日午後・B日程になると、200人以上が出願しています。
医学部への希望かどうかは謎ですが、薬学部を目指す子供さんもいるので、大谷は「合格してもキープしておく」という考えかもしれません。

今後の関西圏の中学受験の予測

2020年に大学入試改革が行われ、入試制度が一気に変わります。
記述式の出題が多いという方向に進むようですので、私立の中高一貫教育で、「考える力」「各地から」などを養うカリキュラムが導入され始めています。

そのため、2020年以降中学生になる子供さんを持つご家庭としては、金銭的な余裕があれば、ぜひ「中学受験をさせて、高校受験の負担を避けたい」という考えになるでしょう。

関西圏の中学事情としては、格差が激しく、大阪府は、学力テスト(小6・中3で実施)しても、ワースト1や3というレベルで、教育熱心なご家庭となると、私立もしくは国立へ通学させたいというのは当然になります。
ただし、大阪府内でも、教育レベルの格差があるので、公立中学に進ませて、高校受験時にレベルの高い公立か、私立へ通わせるという考え方もあるので、現状では「様子見」ということです。

まとめ

関東圏での中学受験が過熱化していて、関西はどうだろうと気にはしていたのですが、少し関東圏の影響は若干受けているように感じます。

ただ、私立間での試験日程の協定や学校側であまり長期的に受験日数を設定しないということがあるので、関西人独自の考え方である「合理性」が、少々ヒートアップしかけている中学受験を抑え込んでいるという感覚です。

とはいえ、受験者が確実に増えてきているので、中学受験市場(塾や通信教育、家庭教師)は、増益して、激しい受験戦争に突入ということにはなりそうです。

中学受験については、その時が終わりではなく、始まりであって、入学後にいろいろと問題が出てくるので、これから中学受験を考えているご家庭は、教育改革も始まりますので、慎重に考えるのがよいかと思われます。

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